少年の“心の皺”を伸ばす
米子市の小松原幹夫さん(83歳・成実分教会前会長)は先ごろ、34年間にわたって教誨師を務めた功労に対し、上川陽子・法務大臣から感謝状を贈られた。
昭和63年、市内にある少年院「美保学園」の教誨師となって以来、月1回の面接と2カ月に1回の講話を続けてきた。平成24年から28年までは、鳥取県教誨師連盟副会長と「美保学園」教誨師会長を兼任。21年に「藍綬褒章」、25年には「日本宗教連盟理事長表彰」を受けた。
小松原さんは「少年たちの“心の皺”を伸ばすことが私の役目と考え、お道の教えを交えながら親孝行の大切さなどを伝えてきた。今日まで健康に務められたことを、親神様に感謝申し上げたい」と語った。
(鳥取・明石代表社友情報提供)