「教会が集いの場に」
北陸大教会(小原万太郎会長)主催のこども食堂「こども食堂ほくほく」の活動が、先ごろ地元のケーブルテレビ「チャンネルO」で紹介された。
同教会では、食事を通じて地域住民のおたすけにつなげられればと、3年前にこども食堂をスタートさせた。ところが1年が経ったころ、新型コロナウイルス感染拡大の影響でやむなく活動休止。その後、昨年12月に手作り弁当の販売形態で再開して以来、地域住民に寄り添う取り組みを続けてきた。
4月9日には、机や調理道具などを念入りに消毒したうえで、豚カツや磯辺揚げなど5品が入った弁当を調製。電話やLINEで事前に予約を受けた120食を販売した。
小原絵美さん(53歳・北陸大教会長夫人)は「毎回、スタッフ全員で無事に実施できるようにお願いづとめを勤めてから準備に掛かっている。地域住民の再開を喜ぶ声を聞いているので、今後も活動を続けて、教会が地域の人たちの集いの場になれば」と話した。