第15期読者モニター特別アンケート – 「新しい時報その印象と期待」
9割が好印象!!
本紙は4月から紙面を刷新し、より親しみやすい紙面内容を目指すとともに、「お道のニュース」など、ウェブメディアと連動する“新たな情報発信システム”をスタートさせた。編集部では、このたびの紙面刷新を読者がどう受けとめているのかを把握するため、4月下旬から5月上旬にかけて2種類のアンケートを実施。第15期読者モニター(54人)と一般読者(232人)から回答を得た。その調査結果を中心に、読者による「新しい時報 その印象と期待」を紹介する。
1.新しい紙面の印象
紙面の大きさを含めたビジュアル面、文字の読みやすさの両面で、9割以上のモニターが「良くなった」と回答。新たな紙判の導入とデザイン上の工夫が好意的に受けとめられていることが分かった。
コーナー別では新企画「逸話の季」「信心への扉」「おやのぬくみ」が好評。また「おやのことば・おやのこころ」「修養科の四季」「懸賞エッセー」など信仰にまつわる読み物の人気が高く、人物紹介や各種連載も根強い人気があった。
1‐1 紙面のビジュアル的な印象は?
1‐2 文字の読みやすさは?
1‐3 4月の紙面で印象に残っている記事
19票 信心への扉 増井りん(上)
16票 逸話の季〝希望の力〟で旅立つ
16票 信心への扉 増井りん(下)
13票 おやのぬくみ「永代の物種」に込められた親心
12票 ヒューマン・スペシャル「綿匠 新貝ふとん店」店主 新貝晃一郎さん
2.紙面とウェブの連動
紙面とウェブの連動については、「電子版」「QRコード」「お道のニュース」ともに、7〜8割が「意味のある取り組み」と期待感を示している。一方「使ったことがない」人はそれぞれ2割弱で、いまなお普及しきっていない現状が明らかになった。なかでも「お道のニュース」は「存在を知らない」との回答もあり、一層の周知徹底が求められる。
2‐1「電子版」について
2‐2各記事の「QRコード」について
2‐3「お道のニュース」について
3.総合的な評価
「多少そう思う」も含めて、9割が「親しみやすくなった」、また8割が「家族や教友に勧めやすいものになった」と回答している。「より親しみやすい紙面」を目指した今回のフルモデルチェンジは、概ね読者に受け入れられていると見られ、今後の普及・活用を進めていくうえで心強い結果となった。
自由記述式の「期待すること」では、縦の伝道や布教に活用するうえから、若い世代や未信仰の人など、幅広い立場の人が読みやすいように工夫すること、特に、基本的な教理を分かりやすく解説する記事を求める声が多かった。
また、教友同士で記事を話題にしやすいよう、身近な問題を教理に基づいて考える企画や、各分野で活躍する若いようぼくを取り上げるコーナーに期待する声が複数あった。
さらに、ウェブコンテンツとの連動に期待する一方で、読者へ浸透していないことへの懸念の声も見受けられた。
3‐1「新しい時報」は総合的に、親しみやすい紙面になったと思いますか?
3‐2「新しい時報」は、家族や教友に勧めやすいものになったと思いますか?
3‐3「新しい時報に期待すること」をテーマに、自由にお書きください
道友社HP「『天理時報』読者モニターの声」にて、詳細を公開中。
https://doyusha.jp/monitor/?p=1942
一般読者へのアンケート
A.「新しい時報」の総合評価は?(5段階)
評価平均 4.2
B.特に評価できる点は?(複数回答)
156票 オールカラー化
147票 紙面のサイズ感
117票 文字の読みやすさ
64票 1面の印象
62票 記事についているQRコード
57票 紙質
40票 写真や余白などのビジュアル面
37票 各種ニュースを「お道のニュース」で見られる仕組み
コラム
佐賀新聞のケース「1日タブロイド判」への反響
2019年8月1日、地方紙『佐賀新聞』は1日 強く思う限定のタブロイド判を発行した。それに対する同紙読者へのアンケートでは、5000件近い回答が寄せられるなか、67%が「読みやすい」と好反響。特にコンパクトで開きやすく、一つひとつの記事に目が行く点が高く評価された。一方で「読みにくい」とする読者からは、ページ数が多すぎて、めくる手間や記事を探す手間が大きい点、大半の記事が横書きになっている点などを指摘する意見が目立った。