“第二の人生”おたすけ心で – 読者のひろば
須賀陽一(66歳・広島県呉市)
私は現在、瀬戸内海の小さな島で暮らしている。あまり信仰熱心ではなかったが、2年前に頂いたがんの身上をきっかけに、少しずつ信仰を求めるようになった。
現在も月に数回、手術後の経過観察のため、車で約2時間かけて本州の病院へ通っている。ある日、通院を終え、いつものように自宅へ向けて運転していたところ、エンジンが突然止まり動かなくなった。すぐにロードサービスに連絡し、点検してもらうことに。不安を抱えて作業を見守るなか、ふと教祖のことが頭をよぎり、「大難は小難、小難は無難にお連れ通りください」と心の中で念じた。
そのときだった。私の目の前を「天理」の地名が入っている会社の大型輸送トラックが横切った。教祖のことを心で念じた直後の出来事だったので、その不思議なタイミングに驚いた。
やがて修理が終わり、帰路に就くことができた。道中、先ほどの出来事を振り返るなか、「教祖が手を差し伸べてお導きくださったのでは」と思い至り、ありがたさが込み上げ、温かい気持ちで満たされた。その日のうちに所属教会へ足を運び、親神様・教祖にお礼申し上げた。
2年前の身上や今回の出来事を通じて、神様が私を導いてくださったことに親心を感じた。同時に、これまで数えきれないほどご守護を頂いてきたことに気づき、感謝の思いが湧いた。
現在「人さまのために何かさせてもらいたい」との思いから、介護施設で働いている。日々おたすけの心で、神様がお導きくださった“第二の人生”を一歩ずつ歩んでいきたい。
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