義母が頻繁に訪ねてくる – 人生相談
Q. 子供が生まれて以来、義母が頻繁に訪ねてくるようになりました。初孫を可愛がってくれるのはありがたいのですが、突然来ることもあって、正直言って迷惑なときもあります。なるべく角が立たないように伝えるには、どうすればいいのでしょうか。(30代女性)
A. 子供を授かってからの嫁姑問題ですね。義母は初孫が可愛くて仕方がないのでしょう。核家族化が定着した現代において、ありがたいことです。
おさしづに「皆夫婦と成るもいんねん、親子と成るもいんねん。どうでもこうでもいんねん無くして成らるものやない」(明治34年3月26日)と教えられています。親神様の深い思召があって、夫婦や親子となるのです。
さらに、「親に孝心、夫に貞女、世界の事情、どうでもこれを分けねばならん」(明治22年1月13日)とも教えられています。
心づかいは相手に映るものです。まずは義母に嫌な顔をせず、親孝行の心で接してみてください。
また、義母は子育ての先輩でもあります。子供が成長するにつれて、義母の助けが必要になる日が来ます。将来のことを考えつつ、夫と相談して義母との関係を判断することをお勧めします。いまのところは、こちらのスケジュールを前もって伝えておくのがよいでしょう。
そして、おつとめを通じて日々のお礼や家内安全のお願いを申し上げましょう。今後も、家族の問題に直面したときは、おつとめを通じて親神様・教祖のお力を頼り、解決の糸口を探してみてください。きっと、あなたの背中を後押ししてくださいます。
回答者:平澤勇一(磐城平大教会長・福島教区長)