天理時報2024年1月31日号6面
【親切心で人に接し – 瑞宝単光章 青森の柴田直明さん】柴田直明さん(73歳・野内分教会教人・弘前市)は、警察官として危険性の高い業務に従事した功績により、先ごろ「危険業務従事者叙勲」の「瑞宝単光章」を受章した。天理高校第2部を卒業後、専修科などを経て警察官に。昭和50年、弘前警察署へ配属されて以降、30年余り捜査一課の刑事として凶悪犯罪を担当。捜査に当たる際、常にチームワークを意識し、任された仕事を着実にこなすことを大切にしてきたという。平成22年に退職後、現在は行政書士として勤めている柴田さん。「警察官としての任務の傍ら、親切心をもって周囲の人に接するよう心がけてきた。これからも、私にできることから人だすけを続けたい」と話した。(青森・柴田代表社友情報提供), 【毎日を親神様にもたれて – 読者のひろば】吉田尚弥(62歳・兵庫県西脇市)2023年5月、難病の「シェーグレン症候群」と診断されました。免疫のバランスが崩れ、目や口の乾燥などを引き起こす病気です。当時は疲労感やドライアイの症状がひどく、不安が絶えない毎日でした。そんななか、所属教会の会長の奥さんに相談すると、「親神様にもたれる心で通らせてもらいましょう」と励ましてくださいました。振り返れば、これまで娘の喘息や実父のがん、失明の危険もあった夫の目のけがなど、折々に家族に身上をお見せいただきました。そのたびに会長さん夫妻に導かれて親神様の思召を思案するなか、家族は大難を小難にご守護いただきました。こうした鮮やかなご守護を目の当たりにしていたにもかかわらず、成人の鈍い私は、将来への不安ばかりが先に立ち、親神様にもたれることができませんでした。今回の節は、年祭活動の旬に一歩成人させてやりたいと、親神様がお与えくださったものだと感じています。これからも生かされていることに感謝して、いまを大切に過ごし、親神様にしっかりもたれて毎日を過ごそうと、心を新たにしています。, 【初めに「抱負」ありき – 成人のビジョン21】ある現象に対し、原因があってそうなったのだとする考え方を原因論といいます。たとえば、「子供がおもちゃを片づけないから怒った」というように、親が怒った原因は、子供がおもちゃを片づけないことにある、とする立場です。反対に、ある目的のもとでそうしたのだとする考え方を目的論といいます。親が怒ったのは子供に原因があるのではなく、むしろ親のほうに「おもちゃを片づけさせる」という目的があったので、そうした手段(怒る)に出たのだとする立場です。同じ出来事でも、その人の世界観によって映る景色がまるで違ってきます。一つ例を挙げます。風邪をひいたのは、寒い格好をしていたからでしょうか。それとも職場で感染された?むしろ仕事を休みたかったから?それもありそうです。お道の人の考え方はどうでしょう。神様の思召に反する心づかいをしたので身上に障りを頂いた。心のほこりが身に顕れた。いずれも信仰的な思案を感じます。これらは原因論に近い考え方です。一方で「陽気ぐらしへ向けた親神様からのお手入れ」と悟ることもできます。こちらも極めて信仰的ですが、より目的論に近い考え方といえそうです。このように、お道には原因論と目的論の両者が見受けられます。というより、それらは分かちがたく結びついている。どちらに重きを置くか、その濃淡が私たちの信仰姿勢にさまざまな影響を及ぼすのではないでしょうか。イラスト・かにたづこ私自身、この道の信仰は、究極的には目的論だと思っています。「元の理」はその名が示す通り、お道の根本教理ですが、そこでは目的(人間の陽気ぐらしをするのを見て共に楽しみたい)が人間世界の創造に先立っています。初めに思召があった。陽気ぐらしという目的が、人間存在の真因である。信仰者にとって、それは与えられた生の一切を照射する光源ともなり得ます。苦しい病気、思い煩う対人関係、それらの硬い表皮を突き破り、私たちを「身上のさわりも事情のもつれも、ただ道の花として喜びの中に受け取れる」(『天理教教典』)存在へと開け放つ光。元初まりに、親神様は「陽気ぐらし」という壮大な抱負を抱かれました。それは今なお、この世界と全人類を包み込んでいます。可児義孝, 【嘉義市の音楽祭に初出演 – 少年会台湾団鼓笛隊】少年会台湾団鼓笛隊(隊責任者=淺井洋昭団長)は2023年12月16日、台湾の中南部にある嘉義市で行われた第31回「嘉義市国際管楽節」に初出演した。これは、市の中心部から郊外まで約3キロのルートを演奏行進する、毎年恒例の音楽祭。今年は台湾の高校や大学、軍楽隊など53団体が出演した。台湾団鼓笛隊は2003年に再結成。鼓笛活動を通じて、一手一つの精神を育むことを目的に練習を重ね、夏の「こどもおぢばがえり」では「鼓笛お供演奏」に出演している。普段の練習は、台湾の北部と南部に分かれて行っている同隊。そのため、双方の間に位置する中南部の子供たちが練習に参加しにくい実情があった。こうしたなか、淺井団長を中心に「中南部に住む子供たちと一緒に演奏・発表の場を設けたい」と模索した結果、同音楽祭への出演を決めたという。当日は晴天のもと、116人が出演。隊員たちは、健康な体を借りている喜びを表現しながら、笑顔で演奏・演技を披露。沿道から温かい声援と拍手が贈られた。また、会場内に設けられた各中継ブースからは、鼓笛隊の紹介に加えて、「天理教」と「陽気ぐらし」の教えについて説明するアナウンスがあった。淺井団長(50歳・廣龍分教会龍灣講講元)は「コロナ禍を経て、台湾の教友たちと一手一つの演奏・演技を披露することができた。現地の人々にお道の素晴らしさを伝えるとともに、教祖140年祭に向かう大きな勇み心と感動が得られた」と話した。当日の台湾団鼓笛隊の演奏・演技を見ることができます。https://youtu.be/2U7ojNOoxbU?si=chNWPu7E5Zj0Hl53