天理時報2021年6月27日号1面
2021年6月27日
連綿といまに受け継がれる親里の風物詩本部「田植え」恒例の本部「田植え」は23日、天理高校農事部の柚之内農場で行われた。この行事は、「おふでさき」などの原典に見られる、農事にたとえて説かれた教理の内容を、実際に体験して深く味わおうとされた中山正善二代真柱様の思いから始まったもの。昭和12年から80年以上にわたり今日まで連綿と受け継がれてきた、初夏の親里の風物詩となっている。当日は、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐうえから、田植えをする際に一定間隔を空けるなどの対策が講じられた。午前10時ごろ、真柱様ご家族が到着。真柱様、大亮様の長女・まさえ様と次女・しずく様が、水田近くからご覧になるなか、はるえ様と大亮様ご夫妻は、本部在籍者、天理高職員、農事部の生徒ら約100人と共に素足で水田に入られた。梅雨の中休み”の晴れ間が広がるなか、苗の束を手に一列に並んだ一同は、農事部関係者の「どうぞ」という掛け声を合図に、筋縄に結わえた目印に沿って、3本ずつ丁寧に植えつけていく。泥に足を取られぬよう、ゆっくりと後ずさりしながら、30分ほどかけて約4万3千本の苗を約15の田に植えていった。この苗は、4月16日の「はえでづとめ」で、かんろだいに供えられた種もみから育てたもの。これから秋の収穫まで、農事部の生徒たちが除草や水量調節などをしながら丹精する。梅雨晴れの空のもと、恒例の本部「田植え」が行われた(23日、柚之内農場で)