天理時報2021年5月9日号3面
特別企画ひのきしんデー参加者アンケート「コロナ禍中でのひのきしん」感謝の気持ち忘れずコツコツと前向きに本紙編集部では、「全教一斉ひのきしんデー」の参加者300人を対象に、コロナ禍のさなかで心がけているひのきしんについて、アンケートを実施した。ここで回答の一部を紹介する。アンケートは、コロナ禍中でのひのきしんについて、10代から80代までの男女約300人を対象に実施。どんなとき、ひのきしんを心がけているかを尋ねたところ、「気がついたとき」という回答が半数を占め、「毎日」が約30、「週に何度か」が約20と続いた。ひのきしんの内容(複数回答可)では、「ごみ拾い」が50、「掃き掃除」「トイレ掃除」がそれぞれ40、「除草」「献血」がそれぞれ約20という結果になった。このほか「トイレのスリッパ整理」「剪定ひのきしん」「困っている人の悩みを聞く」など、身近にできるひのきしんの回答が数多く見られた。また、実施場所(複数回答可)については、「家庭内」「自宅周辺」が、それぞれ50で上位に。「職場」「地域の施設」「詰所・教会」が各約15となり、「公園」や「通勤・通学路」などの回答も目立った。心も体も元気になる「自分にできるひのきしんを実践するうえで、心がけていることをお聞かせください」(記述式)という質問には、「親神様のご守護への感謝の気持ちを持つこと」といった回答が最も多かった。このほか「気がついたとき、コツコツと無理のない範囲で心がけている」「人が気づかないような場所を掃除する」などの回答も。縦の伝道の機会の一つにしようと、「子供と一緒に」といった回答もあった。また、「コロナ禍のさなかも、日々ひのきしんを心がけるようになったきっかけや理由をお聞かせください」(記述式)という質問に対し、「コロナ禍になる前から、ずっとひのきしんを続けてきた」という回答が少なくないなか、「コロナ禍で、以前は当たり前だと思っていたことが当たり前ではないと分かった。日々のご守護への感謝の気持ちから、ひのきしんをするようになった」との回答が特に目についた。さらに、「自粛やステイホームで心が沈みがちだったが、ひのきしんをすることで心も体も元気に日々を送れている。その姿を通じて、周囲の人も明るくできればと思う」という声や、「いまの状況も親神様のご守護。コロナ禍だからこそできるひのきしんもあると考えれば、前向きになれる」といった回答もあった。視点おつとめに縁ある月5月に入り、緑したたる頃合いとなった。この時期は新茶の季節であり、お茶農家にとって、一年に一度訪れる特別な旬でもある。「夏も近づく八十八夜」と歌われるように、お茶摘みは、2月の立春から数えて88日目の5月2日前後に行われるという。「おふでさき」には、お茶摘みにちなんだ次のようなお歌がある。ちゃつんであとかりとりてしもたならあといでるのハよふきづとめや(二号3)茶の葉を摘み、あとを刈り揃揃えてしまったら、それからは、はいよいよよふきづとめ”に取りかかる。つまり、人間のほうの農事の忙しさがひと段落したら、その後は、親神様が「よふきづとめ」の段取りにかかる。よろこ茶葉の収穫の歓びの後にくるよふきづとめの喜びが歌われている。このお歌が収められた第二号の表紙には「明治弐巳年三「月」とある。明治2年3月は、陽暦では4月22日から5月11日までの間に当たる。『註釈』によると、庄屋敷村付近での茶摘みは大体九十八夜頃(5月1日頃)とあるので、ちょうど、この辺りで茶摘みが始まる時期に筆を執られたお歌であろう。それでは、茶の葉を摘んで、あとを刈り揃えてというのはいつごろのことか。地域によって違いはあるが、一番茶の収穫後、約2ヵ月で一番茶の収穫が始まるという。この辺りで二番茶の収穫は、おおむね6月中旬から7月上旬にかけて。陰暦でいう5月頃を指すのであろうか。実際、明治2年に限らず、陰暦5月の史実を『稿本天理教教祖伝』にたずねると、「おつとめ」に関して、いくつかの出来事があることに気づく。明治7年陰暦5月5日、前川家にかぐら面を受け取りに赴赴かれ、明治8年陰暦5月26日には、かんろだいのぢば定めが行われている。おつとめが勤められるよう、その完成に向かって、勇んで段取りを進められる教祖のお姿が目に浮かぶ。5月は陽暦陰暦ともに、おつとめに縁のある月だと思う。この道の先頭に立たれる教祖のお姿をしっかりと胸に治め、世の治まりを願って、勇んで陽気づとめに取りかかりたい。(昭)陽気ぐらしのヒント人生相談夫と二人きりの生活がつらいQ子育てを終え、夫と二人で生活しています。夫は昔から私への態度が厳しく、ちょっとしたことですぐに不機嫌になります。外では温厚ですが、私にだけ不機嫌になる夫との暮らしに苦痛を感じています。こんな日々をどう過ごせばいいでしょうか。(50代女性)Aご主人はあなたに厳しくすることで、ストレスを発散しているのかもしれませんが、あなたは耐えられませんよね。これでは「夫婦仲良く陽気ぐらし」の生き方ではありません。教祖なら「女房の顔を見てガミガミ腹を立てて叱ることは、これは一番いかんことやで。それだけは、今後決してせんように」(「稿本天理教教祖伝逸話篇』137「言葉一つ」)と、ご主人をお諭しになるでしょう。また、俗に「他人と過去は変えられない。自分と未来は変えられる」といわれます。あなたはきっと、これまでたくさん努力してこられたでしょうが、もう一歩進んで、教祖のひながたを求め、自分を磨いてみませんか。教祖は「亭主の偉くなるのも、阿呆になるのも、女房の口一つやで」(同32「女房の口一つ」)とも教えられました。まずは普段の言葉づかいを見直し、感謝の言葉を声に出してみましょう。そして、嫌な顔をせずに笑顔で通ってみてください。言葉と笑顔は、陽気ぐらしへ歩むための親神様からのプレゼントですから、大きな力になるはずです。できれば、近くの教会へ足を運び、感謝の心とお願いを込めて、おつとめを勤めましょう。また、自分にできるひのきしんも心がけてみてください。親神様にもたれ、教祖のひながたをたどれば、道はおのずと開かれます。回答者平澤勇一磐城平大教会長福島教区長身上・事情などに関する悩みをお寄せください。個人情報は厳守いたします。■〒632-8686天理郵便局私書箱30号天理時報「人生相談」係●ファクス=0743-62-0290Eメール[email protected]