天理時報2021年5月2日号2面
春の陽光に新緑鮮やか4月月次祭教会本部の4月月次祭は16日、中山大亮様祭主のもと、本部神殿で執り行われた。大亮様は祭文の中で、陽気ぐらしへの道を結構にお連れ通りくださる親神様のご慈愛に御礼申し上げたうえで、「御前にはつとめ人衆と直属教会長ならびに教区長が登殿させていただき、日ごろの御恵みに御礼申し上げ、なおも変わらぬご守護にお縋りする状をご覧くださいまして、親神様にもお勇みくださいますようお願い申し上げます。私どもをはじめ教会長、ようぼく一同は、お見せくださるさまざまな姿に込められた親神様の思召を悟り、いかなる中にあっても心明るく勇んでたすけ一条に邁進する覚悟でございます」と奏上された。この後、かぐら・てをどりが陽気に勤められた。雲一つない青空が広がったこの日の親里。春の明るい日差しが降り注ぎ、神苑一帯の新緑を色鮮やかに照らした。おつとめの後、増井幾博・本部員が神殿講話に立った。増井本部員は講話の中で、「生きている限り、この身は親神様からのかりものである」として、元の理や『信者の栞』を引きながら、かしもの・かりものの教えの大切さを強調。お道の信仰者であっても、神様のお働きを当たり前と思っている場合があると指摘し、「何につけ、有り難い、有り難いとご恩を身に味わって通ることが大切である」と語った。さらに、ご恩報じの心は「ひのきしんの態度」となって現れることに言及。「ひのきしんの天理教」と世間から好意を持って見られてきた歴史にふれ、どんなときにも、ひのきしんの心で神様へのご恩報じに励み、陽気ぐらし世界建設へ向かって歩みを進めようと呼びかけた。4月月次祭は、新型コロナウイルスの感染防止対策を講じたうえで勤められた(4月26日)50周年に向け成人めざすコロンビア出張所コロンビア出張所(清水直太郎所長・カリ市)は3月27日、「創立50周年ステップアップ教理研修会」をオンラインで開催。コロンビア国内だけでなく、メキシコやパナマ、ペルーなどの中南米の国々から約80人が参加した。これは、来年3月に出張所の開設50周年を迎えるに当たり、「元一の精神を次世代へ」をスローガンに掲げ、中南米の教友の成人を目指すもの。新型コロナウイルス感染拡大を防止するため、オンライン形式で実施された。1961年、日本とコロンビアの両国の友好促進事業として、外務省の斡旋によって天理高校第2部生を中心とする17人の若者が集団移住したことから始まったコロンビアの道。2年に開設された出張所は、幾多の困難に見舞われつつも、天理青年らの心の拠り所として発展してきた。研修会は、清水所長(6歳)のあいさつに続き、近藤拓正・島ヶ原コロンビア教会長が「陽気ぐらし」をテーマに、スライドショーを用いながら基調講演。続いて二人の教友が、自身の入信のきっかけについての感話を、それぞれ発表した。清水所長は「これまでコロンビアセミナーなどの教理研修会を通じて、スペイン語圏の講師や指導者の人材育成を続けてきた。そうした中で、現地生まれの信者やその子供たちが率先して講師を務めるなどの芽が吹き始めている。中南米の教友が一手一つになり、50周年に向けて、さらに教勢を伸ばしていきたい」と語っ第20回婦人会総会コロンビア婦人会(筒井理恵ヴィルマ主任)は3月20日、第20回総会をオンラインで開催、約80人が参加した。当日は、婦人会本部の祝辞の代読、筒井主任のあいさつに続いて、山中幸恵・ハワイ伝道庁長夫人が講話した。その中で、山中家の信仰初代である山中忠七が、妻・そのの身上をたすけていただいた喜びから、お屋敷へ日参した史実を紹介し、日参とおつとめの重要性を強調した。この後、全員で「よろづよ八首」を勤めた。コロンビア婦人会は、節目となる第20回総会をオンラインで開いた(3月20日、島ヶ原コロンビア教会で)別席取次人永尾治代立教16年4月2日お許しを頂かれました。內統領室おやのこころおやのことばいまゝでもどのよなみちもあるけれど月日をしへん事わないぞや「おふでさき」十号44先週末、昔の写真を整理しました。数十年前、エジプトで留学生活を送っていたときに撮った数千枚の写真の中に、ある年の5月、研修旅行でシナイ山に登った際の写真を見つけました。エジプト領内・シナイ半島の南部に位置する標高2千25のシナイ山は、紀元前1千30年ごろ、モーセが神から「十戒」を授かったとされる場所であることから、キリスト教のみならず、ユダヤ教、イスラームの聖地の一つとして世界中から巡礼者が訪れます。当日午前2時ごろ、前泊した麓の修道院を出発して山頂を目指しました。満天の星空のもと、標高差30督の岩だらけの登山道を歩き続け、5時すぎに山頂にたどり着きました。そこには、寒さのなか、聖なる場所でご来光を待つ人々が群がっていました。やがて東の空が曙色に染まり始め、山々のシルエットが色濃くなった次の瞬間、まばゆいほどの朝日が姿を現し、陽光に照らし出された茶褐色の山々が広がる荘厳なパノラマに目を奪われました。「いま、でもどのよなみちもあるけれど月日をしへん事わないぞや」親神様は人間創造以来、さまざまな教えを人間の成人に応じて現されてきたが、その端緒の一つとも言える十戒が授けられた場所に、その後3千年以上の歳月を経て明かされた「だめの教え」を信ずる筆者が居合わせ、いま、お日様の温もりを感じている・・・・・・。昇りゆく朝日を眺めながら、そんな不思議な感動を覚えたことを思い出しました。(あ)