天理時報2021年4月18日号7面
話題追って図書の寄贈40年小学校に2千冊静岡の市川勝己さん児童向けの図書を母校の小学校へ長年寄贈してきた市川勝己さん(80歳・新龍東分教会新一龍布教所長・磐田市)は先ごろ、活動40年の節目を記念して、新たに40冊を贈った。これまでに市川さんが寄贈してきた図書は約2千冊に上る。通学路での交通指導などにも携わる市川さんは、「小さな『ありがとう』の連鎖が陽気ぐらしにつながる」との思いで活動を続けている。小さな「ありがとう」の連鎖地域の子供に伝える恩返し「地域の子供たちには、心豊かに育ってほしい」8月を除く毎月、40年にわたり約5冊の図書を寄贈してきた。その根底には、父親が戦死し、女手一つで育てられるなか、お世話になった学校や地域の人に恩返しをしたいとの思いがある。児童の喜びが自身の喜び理髪店を営む市川さん。ある日、近くの小学校の卒業生が母校に10万円を寄付した話を聞いた。そのとき「私も母校に恩返しができないか」と、図書の寄贈を思いついた。早速、自宅にある本を寄贈し、その後は新刊本を購入して贈るようになった。数年後、図書室に市川さんの名を冠した「市川文庫」が設けられると、児童から〝天理教おじさん”の愛称で親しまれるように。さらに、通学路の交通指導員も務めるようになった。また、地域の環境保全活動に貢献。『天理時報』の手配りひのきしんにも勤しんでいる。「恩返しのつもりだったが、児童が喜んでくれることが、私自身の喜びの源になっていった」活動40年の節目を迎えた1月、図鑑など40冊をまとめて寄贈した。この日は、渡部修・磐田市長(当時)からの感謝状や、児童代表からも感謝の言葉が贈られた。この様子は地元紙などで取り上げられた。朝早くから交通指導に立つ市川さんは、児童たちに「ありがとう」と声をかける。児童の一人が「どうして、おじさんがありがとうって言うの」と尋ねた。「みんなが元気に学校へ通う姿を見て、おじさんはいつも元気をもらっているんだよ。だから『ありがとう』なんだよ」と、市川さんは優しく語りかける。「小さな『ありがとう』の連鎖が陽気ぐらしにつながると思う。それを少しでも子供たちに伝えられるように、これからも私なりのご恩返しを続けたい」なお、市川さんの地域活動などを報じた過去の本紙記事を、下記QRコードから閲覧できる。児童図書を母校へ寄贈してきた市川さん。40年の節目に、児童の代表に直接手渡した母校の図書室に収蔵された「市川文庫」訃報酒井貴惠子さん(5歳・岐美大・武藝濱分教会前会長)3月5日出直された。静岡教区。村上つや子さん(30歳・南海大・川崎分教会前会長夫人)3月5日出直された。東川崎支部婦人会主任を務めた。神奈川教区。中西まち子さん(7歳・南海大・那賀野分教会前会長夫人)3月11日出直された。野上谷支部婦人会主任を務めた。和歌山教区。梅本美さん(5歳・此花大・此陽分教会前会長)3月18日出直された。大教会婦人役員を務めた。宮崎教区。荒木道治さん(2歳・西宮大攝豊分教会前会長)3月24日出直された。本部詰員、大教会役員、豊能支部長などを務めた。大阪教区。福井清さん(96歳・南紀大・富原分教会前会長)3月22日出直された。富良野支部長などを務めた。北海道教区。藤本照夫さん(5歳・社大・松井分教会長)3月23日出直された。兵庫教区。上東則子さん(74歳・敷島大名和分教会長)3月24日出直された。和歌山教区。猪口誠さん(8歳・治道大・治宮分教会前会長)3月25日出直された。宮崎教区。寳眞一さん(6歳・宇佐大・行橋分教会長)3月25日出直された。大教会役員を務めた。福岡教区。大前つた子さん(5歳・社大明畑分教会前会長夫人)3月25日出直された。兵庫教区。古澤辰子さん(33歳・甲賀大賀阪分教会前会長夫人)3月2日出直された。大教会婦人役員を務めた。滋賀教区。