天理時報2021年4月11日号3面
栄光の軌跡を写真展示天理大ラグビー部優勝記念天理大学ラグビー部の第57回「全国大学ラグビーフットボール選手権大会」初優勝を記念し、3月26日から「天理大学ラグビー部優勝記念展示会」が天理大創設者記念館で開催されている(写真)。会場には、日本一に輝いた同部の“栄光の軌跡〟を紹介する写真パネルをはじめ、優勝トロフィーや決勝戦で使用されたラグビーボールなどが展示されている。開催日は、4月16、18、19、23、26の各日。展示時間は、いずれも午前10時から午後4時まで。問い合わせは同大学長室(0743-63-9012)展示会場の様子を、動画でご覧いただけます演奏に祈りを込めて天理大雅楽部「天理公演」天理大学雅楽部(東馬場郁生顧問)は3月25日、天理市民会館で第51回「天理公演」を開催、217人が訪れた。「想思千二十年・源氏物語XV御法の巻祈り」と題した今回は、管絃『酒胡子』『蘭陵王』、謡物・神楽『其駒』、舞楽『落蹲』『胡飲酒』の全5曲を披露した(写真)公演の様子は、YouTube上に期間限定で有料配信する予定。詳細は同部まで。Eメール[email protected]=http://gagaku.biz/tenri/舞台裏の様子を、動画で無料公開中視点脱炭素社会への課題昨年10月、菅総理は所信表明演説で「2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、すなわち2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指すことを、ここに宣言いたし「ます」と表明した。人間生活を営むうえで避けては通れない、二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスの排出を、すべて無くすのは現実的に難しい。よって、カーボンニュートラルでゼロにするというのだ。このカーボンニュートラルとは、CO2を可能な限り削減したうえで、排出せざるを得ない分を「吸収」や「除去」により、全体として差し引きゼロにすることを意味する。たとえば、大気中のCO2の吸収量を植林で増やしたり、CO2を直接回収して地中に貯留したりする。鉄鋼業界で用いる石炭の代替として水素を利用したり、CO2を廃コンクリートに用いたりすることも、その例である。大幅な排出削減の努力はもちろん重要だが、CO2を分離・回収するような革新的技術の開発を加速させる必要がある。そのためには産業構造や経済社会の変革も伴う。もはや一国・一企業では不可能で、国際的な産業全体の転換や、世界市場での大規模投資による環境(Environment)、社会(Social)、企業統治(Governance)を通じて行う「ESG投資」が今後、世界中で拡大していくだろう。地球温暖化による気候変動は、私たちの生命や生活を脅かしており、各国が喫緊の課題として挙げている。世界の20ヵ国以上が「2050年カーボンニュートラル」の目標を掲げており、地球規模での取り組みは必須となる。この世は「神のからだ」と教えられる。そこではCO2のみならず、火水風の守護による働きも循環している。それが「天の理」である。言い換えれば、気候変動問題の解決手段の一つであるカボンニュートラルは、循環という天の理〟に沿って進めれば、おのずと成ってくる”に違いない。こう考えると、親神様は未来の世界の動きをすべて見通されており、脱炭素社会への課題も、世界中が協力して知恵を出し合うことを望まれる”親のてびき”と言えるのではないか。(早)陽気ぐらしのヒント人生相談ひきこもりの妹を励ましたいQ昨年、大学卒業を控えた妹が、就職予定先の旅行会社から、経営悪化を理由に内定を取り消されました。妹は部屋に引きこもるようになり、現在も無気力な状態が続いています。妹が前を向けるように、どんな声をかければいいでしょうか。(20代男性)A心配ですね。妹さんにはなんとか前を向いて歩き出してもらいたいですね。家庭の中に何か問題があれば、家族はその問題に直面している当人が良い状態へ戻るようにと願います。時には叱ったり励ましたりして、当人を変えようとします。でも、そもそも問題の捉え方が違うのかもしれません。変わらなければならないのは、家族全員なのかもしれません。もし、そうであれば、妹さんは、知ってか知らずか問題を提起し続け、1年近くも頑張っていることになります。このたびの新型コロナウイルス感染拡大に際して、きっと私たちには、いま立ち止まって考えなければならない、変えなければならない何かがあるのだと思います。そこで、あなたの取るべき態度ですが、『稿本天理教教祖伝』に、教祖が惰け者の作男に「御苦労さん」と優しい言葉をかけて根気よく導かれたお話があります。それは、励ますでも叱るでもなく、かといって見捨てることもなく、ありのままを評価されたということかもしれません。心を見つめ、可能性を信じていてくださったからこそ、その作男も自ら気づいて、のちに人一倍の働き手となることができたのだと思います。妹さんには、励ますよりも労いと感謝の気持ちを伝えられてはいかがでしょうか。回答者西村和久一筋分教会長「憩の家」事情部講身上・事情などに関する悩みをお寄せください。個人情報は厳守いたします。●〒632-8686天理郵便局私書箱30号天理時報「人生相談」係■ファクス=0743-62-0290Eメール[email protected]