天理時報2021年3月28日号3面
「みおしえ学習会」準備進む布教部既報の通り、布教部(井筒梅夫部長)は新年度から、ようぼくの成人を目指す「かがやきプログラム」「にをいがけドリル」「みおしえ学習会」の三つのプログラムを推進していく。ここでは、新たに立ち上げられる「みおしえ学習会」の詳しい内容を紹介する。八つのほこり十全の守護の各コース「みおしえ学習会」では、一進行役のファシリテーターのもと、参加者がワークシートを用いて意見を発表しながら、教えを学び深めていく。布教部では現在「八つのほこり」と「十全の守護」の二つのコースを用意しており、今後も新コースを追加していく予定だ。ワークシートに工夫学習会では、まずワークシートにある問いについて考えた後、ファシリテータの進行のもと意見を発表する。参加者同士がペアになって話し合う場合もある「八つのほこり」のコースは、ワークシートを進めていくうちに、「八つのほこり」を深く心に治められるような内容になっている。また、問いの一つひとつを通じて、日ごろ気づきにくい自分自身のほこりの心づかいを見つめ直せるよう工夫されている。一方、「十全の守護」のコースでは、楽しみながら「十全の守護」を学べるようなワークシートが用意されている。日常生活の中でより具体的に「十全の守護」を感じ、そこに込められた親神様の親心を味わえるようになることを目指している。なお、25日には「ファシリテーター研修会」の第1弾を親里で開催予定。また申し込みのあった教区でも、同研修会を順次開催していく。(24日記)表法務大臣から感謝状香川の北嶋眞二郎さん高松市の北嶋眞二郎さん(8歳・高松大教会長)は先ごろ、24年間にわたって高松刑務所で教護師を務めたことを称えられ、上川陽子法務大臣から感謝状を受けた。平成9年に教区から推薦され、教誨師の委嘱を受けた。以来、高松刑務所へ赴き、グループ教護や施設内放送での講話を通してお道の教えを伝えるとともに、おつとめを教え、霊祭など勤めてきた。対象者と関わる際には、かしもの・かりものの教えや徳積みなど、お道の考え方を分かりやすく伝えることで、心の持ち方を変えるよう促しているという。平成30年には、香川県教誰師会会長に就任。また、保護司や里親などの活動にも取り組み、10年から天理教ハンセン病療養所協議会委員長、30年から天理教保護司連盟委員長を務めている。北嶋さんは「一歩でも教祖のひながたをたどらせていただこうという思いで、活動を続けてきた。今後もおたすけの心で、対象者の更生をお手伝いしていきたい」と話した。(高松大・横田社友情報提供)身障者連合会から功労表彰石川の山村信平さん金沢市の山村信平さん(60歳・袖山分教会長)は先ごろ、難聴者・中途失聴者への相談・支援や、手話講座の講師を長年務めたことを称えられ、金沢市身体障害者団体連合会から功労表彰を受けた。平成22年、金沢市聴力障害者福祉協会の評議員に就任。1年から1年まで同協会理事、30年から令和元年まで監事を務めた。現在は同協会情報コミュニケーション部に所属し、難聴者・中途失聴者を対象とする手話講座の講師などを務めている。また、教区では福祉担当者を務め、約20年前から「布教の家」石川寮の寮生を対象に手話学習会を開いている。山村さんは「難聴者対象の手話講座は認知度が低く、地域によってはほとんど実施されていない。今回の表彰で、認知されにくい障害に目を向けてもらえたことをうれしく思う。これからも、ろう者とは異なる悩みを抱える難聴者・中途失聴者の気持ちに寄り添いながら、活動を続けていきたい」と語った。短信鼓笛バンド文化フェスティバル2年ぶりに開く埼玉教区埼玉教区鼓笛連盟(谷澤茂男委員長)は14日、春日部市の市民文化会館で第24回「鼓笛バンド文化フェスティバル」を開催した。昨年は、新型コロナウイルスの影響で中止を余儀なくされたが、今年は会場受付での検温・手指の消毒をはじめ、館内の換気やソーシャルディスタンスを保つなど、万全の感染症対策を講じて行われた。当日は、西田伊作・少年会本部委員長を迎え、管内女子青年による『翔んで埼玉』のダンスを皮切りに、16の鼓笛隊が演奏・演技を披露。フィナーレでは、少年会員の代表によるお礼のスピーチに続いて、SLB(埼玉リーダーズバンド)が『ありがとう!夏のおぢば』(こどもおぢばがえりソング)を演奏し、会場は万雷の拍手に包まれた(写真)一方、会場ロビーでは「埼玉みちのこ作品展」が開かれ、少年会員による書道や絵画が展示された。なお、今回はライプ配信も実施。来場者・オンライン視聴者を合わせて2千30人以上が観覧した。東京2020オリンピック聖火リレーに伴う交通規制のお知らせ4月11日日走行時間17時30分頃~17時55分頃規制時間16時50分頃~18時30分頃○聖火ランナーの走行中は、自動車の通行や、横断はできません。○交通規制および迂回路については、警察官・係員の指示に従ってください。○コース沿道には駐停車できませ○コースにつながる道路も規制されます。聖火リレー実施後、順次解除します。〇無人航空機(ドローン)を飛行させることはできません。加藤初子さん(5歳・愛知大・豊明分教会前会長夫人)2月10日出直された。緑区支部婦人会主任を務めた。愛知教区。北野泰通さん(きたのやすみち=71歳・治道大・長有分教会長)2月13日出直された。大教会准役員、城東支部祭事部長を務めた。大阪教区。社本敬司さん(しゃもと・けいじ=8歳・中野大・御供所分教会前会長)2月26日出直された。本部詰員、大教会役員、尾北支部長を務めた。愛知教区。松島石子さん(まつしま・いしこ=980歳・名古屋大・北真栄分教会初代会長夫人)2月27日出直された。北海道教区。髙橋廣さん(たかはし・ひろし=2歳・西大・色内分教会長)2月27日出直された。北海道教区。花坂要子さん(はなさか・ようこ=38歳・敷島大・晴分教会前会長夫人)3月1日出直された。大阪教区。小池美惠子さん(80歳・東神田大・東光榮分教会前会長)3月1日出直された。福島支部5組組長を務めた。大阪教区。柏田紀榮子さん(かしだ・きえ=2歳・敷島大・芳春分教会前会長夫人)3月2日出直された。奈良教区。小野一貞さん(おの・かずさだ=8歳・東本大・本庵治分教会長)3月2日出直された。香川教区。梶川ユキさん(18歳・夕張大峰延分教会前会長夫人)3月3日出直された。北海道教区。水田ハツヱさん(みずた・はつえ=88歳・芦津大・末賓分教会前会長夫人)3月3日出直された。長崎教区。早坂晴海さん(はやさか・はるみ=9歳・豊岡大・厚田分教会前会長)3月4日出直された。大教会准役員、詰所副主任、札幌東支部布教部長を務めた。北海道教区。渡邉恭子さん(わたなべ・やすこ=38歳・洲本大・旭神分教会5代会長)3月4日出直された。兵庫教区。岩田徳子さん(いわた・とくこ=30歳・東本大・本晃和分教会前会長)3月4日出直された。千葉教区。陽気ぐらしのヒント人生相談失礼な発言をする息子が心配小学3年生の息子は、周囲の人に、悪気はないのですが失礼な発言をすることがあります。たとえば、親戚の集まりで顔を合わせた成人女性に「何歳なの?」と尋ねたり、妻のママ友に「太ったね」と言ったりするのです。また、初対面の人にも唐突に話しかけるので、相手に不快な思いをさせないかと心配です。親として、どのようにしつけたらいいでしょうか?(30代男性)古くから伝わる育児の格言に「教えていないことはできない」という言葉があります。これは、親が子育てで悩んだときに立ち返るべき、時代を超えた真理だと思います。なかには、人を見て真似をしながら、その行動をおのずと身に付けていく子供もいますが、多くの場合、そうではありません。また、良いお手本ばかりとは言えない社会状況の中で、誤った行動を身に付けてしまうケースもあるので、親が子供に望む行いを、どのように伝えるのかが大切です。特に、人との交流は形として表れにくいため、毎日の手洗い、整理整頓、宿題などに比べて、教えるのが難しい内容です。育児の研究が盛んな欧米では、人との交流を、まず相手や場面ごとに分類し、一段ずつステップを上るように教えることで効果を上げています。私も実際、全国各地で、この方法を多くの子供に試みたところ、素晴らしい効果がありました。たとえば女性との交流において、年齢を聞くのではなく、以下のように話しかけることができます。①感じの良い口調で「こんにちは」とあいさつする②「一つ聞いてもいいですか」と尋ねる③相手が許可すれば、「どんな花が好きですか」や「どの季節が好きですか」などと適切な質問を行う④相手の答えに「それはいいですね」「どうしてか教えてもらえますか」などの共感や興味を示す⑤「私は○○が好きです。なぜなら〇〇だからです」と短く話す⑥最後に「お話しできて良かったです」「ありがとうございます」などと、お礼を言って話を終えるこういった会話パターンを前もって教え、練習し、実行できれば褒めるという流れをつくりましょう。それが元となり、お子さんはやがて、相手に配慮した長い会話ができるようになります。このように具体的に教えることで、子供はさまざまな人と陽気に暮らしていけるようになります。一方、親神様の目からご覧になれば、あなたにも陽気ぐらしを味わうために学んでほしいことがあるのかもしれません。その思召を知る手がかりは、きっと教会にあるでしょう。回答者堀健一家庭支援プログラムアドバイザー晃栄理布教所長身上・事情などに関する悩みをお寄せください。個人情報は厳守いたします。●宛先=〒632‐8686 天理郵便局私書箱30号天理時報「人生相談」係●ファクス=0743‐62‐0290 ●Eメール[email protected]幸せへの四重奏カルテット——aquartetforhappienss元渕舞ボロメーオ弦楽四重奏団ヴィオラ奏者ニューイングランド音楽院教授ボストンに春が来た3月半ば、主人と私は新型コロナウイルスワクチンの2回目の接種を受けた。科学者たちの努力の賜物であるワクチンが体中をめぐるにつれて、この1年間の不安やストレスがパッと無くなったかのような、なんとも言えない安堵感が戻ってきた。私が住むマサチューセッツ州では、1月から医療関係者や警察官をはじめとしてワクチン接種が始まった。1月の終わりごろ、ようやく歳以上への接種が始まったのだが、インターネットでしか予約できず、ご高齢の音楽院の先生たちが困り果ておられた。それを聞いて、私はボランティアを名乗り出た。パソコン作業が得意というわけではなく、ご高齢の先生方よりは自分のほうが手続きが早いかもといった軽い気持ちで始めたのだが、ロックコンサートの席を予約するより難しいといわれていたワクチンの予約がスルスルと完了し、頼まれていた予約がすべて取れた。木曜日になると、次の週のワクチンを申し込めるようになる。不思議なもので、毎週木曜日には、目覚まし音に関係なく早朝に目が覚め、親神様・教祖に「今日もみんなの予約が取れますように」と祈った。おかげで今週は25人目の予約が入った。この私の能力”は、あっという間に知られるところとなり、ハーバード大学の有名な教授からも依頼がきた。自分がワクチンから得たこの安堵感を、できるだけ多くの人に早く味わってほしい一心だった。人のためだと、こんなにもエネルギーが出るんだと自分でも驚いた。何年経っても、「みんな道の子」(『天理小学校校歌』)なんだなあと思った。ワクチンの接種後、これまでオンライン越しだった生徒たちに学校で会えるようになった。1年経って、みんなで無事に、またこうして会えることに感謝した。私は講義の最後に付け加えた。「もし今日が最後の日だったらどうするか。やり残したことは何か、したかったことは何か。明日は必ずやってくるという保証は誰にもない。でも、ありがたいことに今日という日が自分に与えられた。『今』という時は存在しない。『今』と言った途端に過去になるからだ。時間の進む速さを感じながら、今日が最後だったらどうするかという気持ちで、一日も無駄にしないように頑張ってほしい」。そう伝えると、生徒たちに覚悟の表情が見えた。アメリカでは、4月の半ばには16歳以上のすべての住民にワクチン接種ができるようになる予定だ。その際にも、予約に困っている人がいれば助けたい。「今日が最後」になる人が早く減るように。春の暖かい日差しのなか、生徒たちが早く安心して、将来に向かって歩めるよう祈り続けている。愛犬ゆめとスイセンの新芽が春の到来を告げる告示第一四八一号教会長資格登録規程第四条により立教百八十四年五月十八日教会長資格検定を実施する立教百八十四年三月二十六日天理教検定会委員長松田元雄座右のおふでさきなんどきにかいりてきてもめへ心あるとさらにをもうな(十一号168)田淵真継照來分教会長亡き祖父の言葉におぢばのありがたさを思う大学受験を前に進路で悩んでいた私は、当時、詰所で御用をつとめていた祖父に相談した。すると「教祖10年祭に向けて、おぢばでは土木技術者が必要とされているから、工学系の勉強をしてみては「どうか」と助言してくれた。大学卒業後、祖父の勧め通り、おぢばで御用をさせていただくことにした。私と入れ替わるように教会へ戻る祖父からは「おぢばは、行きたくなくても行かねばならん。その一方で、居りたくても居られぬ不思議なところ。このことを忘れず、しっかり御用をつとめなさい」と、親里で伏せ込む者の心構えを諭された。しかし当時の私は、その意味を十分に理解できなかった。それから10年。おぢばでの御用を終えて、教会へ戻ることになった。そのとき、「もう少しおぢばに居たい」と感じている自気づき、ようやく祖父の言葉の意味を理解できた。教会に戻ってからは、本部神殿での参拝など、これまで当たり前だと思っていたことの数々が、いかにありがたいことだったのかを実感する毎日である。コロナ禍に見舞われて約1年。当たり前だったおぢば帰りは、当たり前ではなくなった。世の中がいくら便利になったとしても、人間の力ではどうにもならないことばかりなのだと思い知らされた。まもなく祖父の20年祭を迎える。掲出のお歌と祖父の言葉を思いながら、親神様のご守護とおぢばの理に、あらためて感謝し、日々を通らせていただきたい。