天理時報2021年5月23日号3面
おぢば帰りの“記念”にオリジナル入場券近鉄天理駅で販売中近畿日本鉄道株式会社(近鉄)は、天理駅でオリジナルデザインの記念台紙つき入場券を販売している。入場券は切符の一種で、駅に入場するためのもの。見送りなど、乗車以外の目的で駅改札内に入場する際に使用される。鉄道ファンの中には、各駅の記念入場券をコレクションする人も少なくない。今回の入場券は、同駅の提案で作成されたもの。輸送部(板倉知幸部長)と相談のうえ、ピッキー、リボンのキャラクターや、天理一神戸三宮間を結ぶ直通臨時列車のヘッドマークを模した全21種類を用意した。価格は1枚160円。同社の天理駅首席助役を務める山口敏夫さん(53歳)は「天理にお越しいただいた思い出として企画した。駅をご利用される方に喜んでいただければ」と話している。視点記録的な梅雨入りに思う今年は各地で記録的に早い梅雨入りを迎えている。四国と近畿は平年より3週間早く、1951年の統計開始以来、最も早かった。内閣府が発信している「政府広報オンライン」は、5月11日に「水防」についての注意喚起を行った。水害の発生は6月~7月の梅雨の時期と、8月~9月の台風シーズンに集中する。ここ数年は「ゲリラ豪雨」が毎年発生している。オンラインによると、全国の1千741市区町村のうち、平成21年から30年までの10年間に一度も河川の氾濫などによる水害が起きていないのは48市区町村(約3パーセント)しかないという。残りの1千693市区町村(約97パーセント)では、10年間に1回以上の水害が起きており、さらに半数以上の986市区町村(約57パーセント)では、10年間に10回以上発生していると記されている。オンラインでは、そのような現実を意識して「自分の身は自分で守る」ことが災害時の心得と説く。具体的には、各自が事前に①自治体が提供する「水害ハザードマップ」を確認し、自宅周辺の危険について知る②安全な避難場所とそこまでの安全な経路、避難方法を確認する③非常時の持ち出し品を準備する④家族との連絡方法を確認する――ことを推奨し、避難時の行動の仕方や注意点を挙げている。私たちお道の信仰者も、親神様からのかりものであるお互いの身体、そして大切な命を守るうえで、これら諸点に日ごろから留意したいと思う。本教では、明治24(1891)年の濃尾大地震での救援活動以来、組織的に災害救援を行ってきた。そして、各地の教区隊の結成が相次ぐ中で、「天理教災害救援ひのきしん隊(災救隊)」として正式発足して今年で50年になる。昭和51年に行われた災救隊の「結成五周年記念大会」で中山善衛・三代真柱様は、隊員に向けて「災害が来るのを待ってひのきしん活動をするのではなくて、災害を頂かなくても済むように、そのためには、親神様の思召を素直に受けて、与えられた日々に、喜んで思召にふさわしい道を実践するような、いわゆるひのきしん活動の先達となって動いて頂きたい」と訓示された。災救隊結成から半世紀の節目に、あらためて、この精神を胸に治めたい。(和)5代会長就任奉告祭治道大治道大教会(矢追雄蔵会長・奈良市)は4月24日、5代会長就任奉告祭を執り行った。おつとめの後、矢追会長は謝辞を述べたうえで、「このたびの就任に際し、あらためて神様の思いに近づけるよう、たすけ一条の心に適うよう、そしてそれを実際に身に行っていくことを心定めとした。そうした姿が教会にもあふれ、楽しみの道を進めるよう、ともどもに力を合わせて歩ませていただきたい」と決意を述べた。この後、前会長夫妻に花束が贈呈された。同大教会では、コロナ禍の長期化を視野に、奉告祭について談じ合いを重ねてきた。当日は祝賀行事を控え、大教会での参拝も部内教会長およびその家族に限定。マスクの着用や場内換気の徹底、講堂や食堂にも参拝する場所を設けてオンライン配信するなど、感染防止対策を講じて勤めた。さらに、大教会での参拝が叶わない教友に向けては、奉告祭の様子をライブ配信した。(治道大・西尾社友)別席取次人橋本武長立教16年5月4日お許しを頂かれました。内統領室陽気ぐらしのヒント人生相談未婚の姉と不仲になりそう姉との関係に悩んでいます。私は早くに結婚して子供を二人授かりましたが、”アラフォー”の姉は、いまだに実家暮らし。両親も半ばあきれた様子です。そんな姉への不満が募り、つい余計なことを言ってしまい、だんだん不仲になりそうです。(30代女性)Aきっとあなたは、お姉さんの幸せを願い、先行きを心配して苦言を呈してしまうのだと思います。けれども、「いつまで親のスネをかじるつもり?」と言えば、「たまに孫を連れてきていいとこ取り。親と一緒に住む苦労も知らないで!」と返されてしまうかもしれません。お互いに自分にあって相手に無いものを責めて、傷つけ合うことになります。ご両親も、ついあなたに愚痴をこぼしてしまうかもしれませんが、その内容が日常のすべてではないでしょう。普段のことは、話題に上らないということもあります。いくら近しい人でも皆、銘々に心は違うのですから、言葉には気をつけなければなりません。「言葉一つが肝心。吐く息引く息一つの加減で内々治まる」(『稿本天理教教祖伝逸話篇』137「言葉一つ」)と教えられる通りです。また、誰でも自分の状況を基準に相手を見てしまいがちです。私は、かつて先輩から「人は人や」と教えてもらいました。突き放した言い方に聞こえるかもしれませんが、生き方は人それぞれで、比べても仕方のないこと。批判せずに尊重する、少なくとも気にしないことが大切、という意味かと思います。まずあなたから、相手の立場に立って考え、責め言葉の逆をいくのが関係修復の秘訣でしょうね。回答者西村和久一筋分教会長「憩の家」事情部講師身上・事情などに関する悩みをお寄せください。個人情報は厳守いたします。●〒632-8686天理郵便局私書箱30号天理時報「人生相談」係■ファクス=0743-62-0290Eメール[email protected]