天理時報2020年12月20日号1面
写真で振返る立教183年立教18年は、2月から新型コロナウイルスの感染が世界的に広がり、教内でもさまざまな行事や活動が中止を余儀なくされ、また制限された。教会本部では3月3日、感染拡大の早期終息を祈念し、本部神殿でお願いづとめを勤めた。また感染拡大防止のため、3月月次祭から、教会長やようぼく・信者による参拝を控えるよう促した。こうしたなか、「緊急事態宣言」が解除されたことを受け、7月には、帰参を控えていた国内のようぼく・信者に、あらためておぢば帰りを後押しする動きの一つとして、土曜・日曜・祝日の正午に、本部神殿で拍子木を入れての「定時のおつとめ」を始めた(12月27日まで)。また、教内の行事や活動が中止・延期されるなか、教庁の各部署や各会では、ウェブコンテンツの充実やオンラインによる研修会など、インターネットを活用したさまざまな取り組みをスタートさせた。さらに、「立教18年こどもおぢばがえり」が中止となるなか、少年会本部では9月から11月にかけて、本部神殿南礼拝場前を会場に「特別企画鼓笛お供演奏」を実施した。一方、各地の教友たちは「いま私にできるひのきしん」として、マスクの製作や寄付など、地域のニーズに合わせた支援活動などを活発に展開した。今夏は、梅雨前線の影響によって豪雨などの自然災害が発生。災害救援ひのきしん隊(=災救隊)は自治体の要請に応えて被災地へ出動した。中山大亮様、布恵様ご夫妻に8月25日、第二子となる次女がご誕生。「しずく」と命名された。『天理時報』が創刊90年の節目を迎えた。道友社では、記念出版として、シンガーソングライターの中島みゆき氏による『中島みゆき第二詩集四十行のひとりごと』を刊行した。同じく創立90周年の節目を迎えた、天理図書館と天理参考館は、特別展「大航海時代へマルコ・ポーロが開いた世界」を10月から約2ヵ月間にわたって参考館を会場に開催した。スポーツ・文化面では、天理大学柔道部OBの大野将平選手が、東京五輪柔道男子73㌔級代表に選出。また、管内学校のスポーツ・文化クラブも活躍した。終息を祈念しお願いづとめ教会本部では3月3日、新型コロナウイルス感染拡大の終息はもとより、罹患した人々の身上平癒とともに、社会的・経済的な混乱の収まりを祈念して、お願いづとめを勤めた。特別企画やウェブの充実も少年会本部では9月から11月までの週末を利用し、「特別企画鼓笛お供演奏」を実施。計7日間の期間中には、6団体3人の少年会員が参加、一手一つの演奏・演技を披露した。教庁の各部署や各会では、ウェブコンテンツの充実やオンラインを活用した活動を推し進めた。布教部は、10月1日からインターネットの動画サイトYouTubeに公式の「天理の教えチャンネル」を開設。ようぼく・信者の勇みの種〟となる動画コンテンツを順次提供している。災救隊記録的豪雨の被災地へ九州・中部地方など広範囲に被害をもたらした「令和2年7月豪雨」。災害救援ひのきしん隊は、被害甚大な熊本県へ12日間にわたって出動。本部隊・7教区隊から成る全4次隊で延べ947人が実動した。スポーツ・文化面での活躍もリオデジャネイロ五輪金メダリストの大野将平選手が、東京五輪柔道日本代表に選出された。このほか、管内学校のクラブでもラグビーや柔道などで天理勢が活躍。また、天理中学校弦楽部の生徒と天理小学校の児童が「こども音楽コンクール」(TBSラジオ主催)で、ともに第1位相当の「文部科学大臣賞」を受賞、6年ぶりの〝兄弟グランプリ”をなし遂げた。写真提供=共同通信社天理図書館・参考館〝卒寿〟の「特別展」天理図書館と天理参考館の創立30周年を記念する「特別展」では、マルコ・ポーロの旅行記『東方見聞録』や、有史初の地球規模の交流が始まった「大航海時代」にまつわる両館の展示品55件が一般公開された。時報創刊90年記念出版「中島みゆき第二詩集』好評創刊90年を迎えた本紙。記念出版した「中島みゆき第二詩集四十行のひとりごと』は、刊行前からインターネット上で話題となり、全国各地の主要書店で「平積み」陳列された。10月1日の販売日には、多くのファンが本書を買い求めた。おやのことば七ッなんぎするのもこゝろからわがみうらみであるほどに「みかぐらうた」十下り目※下段「おやのこころ」参照おやのこころ今年の「ユーキャン新語・流行語大賞」が発表され、新型コロナウィルス感染防止のために避けるべきとされる「3密」(密閉・密集・密接)が大賞に選ばれました。加えてトップ10には、「アベノマスク」「GoToキャンペーン」など、コロナ禍にまつわる言葉が大半を占めました。1年前、コロナが世界にこれほど甚大な影響を及ぼすことになろうとは、誰が想像したでしょう。3密回避を理由に、大型イベントは軒並み中止・延期となり、観光・飲食業界などが大きな影響を受けました。教内でも、月次祭参拝を控えるよう呼びかけられたり、「こどもおぢばがえり」なども中止を余儀なくされたりしました。ワクチンの接種が一部で始まったとはいえ、コロナ禍はいつまで続くのでしょうか。そこには親神様の深い思吾があるはずですが、なかなか終息しないということは、その思召に私たちが十分応えきれていないのかもしれません。「セッなんぎするのもこゝろからわがみうらみであるほどに」身上・事情を見せられて難儀不自由するのも、みな銘々の心づかい、通り方からなってきたことだから、人を恨んだり、世間を恨んだりするのではなく、自分自身を恨むよりない、と教えられるのでしょう。今年も残すところ10日余り。いま一度、自分自身の今年一年の心づかいや通り方を振り返り、反省し、改めるべきは改めて、新しい年を晴れやかな心で迎えたいと思います。来年は、きっと良い年になると信じて。(あ)お知らせ今号は年内最終号です。なお、12月27日号と1月3日号を合併し、立教18年元日号(1月1日号、6面オールカラー)として年内にお届けいたします。元日号は郵送しますので、手配りはお休みです。年明けの時報は1月10日号と17日号を合併し、1月17日号として発行。手配りも再開します。道友社立教184年1月号みちのともラジオ「天理教の時間」毎週土曜か日曜の早朝放送テーマ家族円満