天理時報2020年12月20日号3面
お願いづとめとマスク寄贈台湾青年会台湾青年会(加藤慶太委員長)は先ごろ、新型コロナウイルスの終息を祈念する十二下りのお願いづとめを台湾伝道庁で勤めた。台湾各地から参集した青年会員3人を含む50人は、中山大亮・青年会長のビデオメッセージに耳を傾け、いまできるおたすけ”を実践。その一つとして、医療用マスクの寄付を募って日本へ送る活動も続けている。今年8月、中山会長ご臨席のもと、総会の開催を予定していた同青年会。ところが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、中止を余儀なくされた。その後、同青年会では、総会に代わる活動として、コロナ禍の終息を祈念するお願いづとめを企図。台湾伝道庁の連絡会はもとより、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を通じて、管内の会員らに参加を促した。自分にできるおたすけ当日、台湾伝道庁の神殿に参集した会員たちは、総立ちで十二下りのお願いづとめを勤めた。この後、中山会長のビデオメッセージが流された。中山会長はメッセージの中で「今回の新型コロナウイルスの節は、原点に立ち返るとき」であるとして、「ほんの少しの勇気をもって、それぞれの立場や環境「の中で、自分にできるおたすけを互いにさせていただこう」と呼びかけられた。加藤委員長(33歳・東門分教会長後継者)は「大亮様のビデオメッセージを頂き、会員一同、心から勇んでいる。常に〝いま自分にできるおたすけ”を考えながら、今後の活動を展開していきたい」と話した。現在、同青年会では「TAIWANCANHELP」と銘打ち、日本への医療用マスクの寄贈を続けている。青年会員が中心となってマスクの寄付を募り、これまでに計8万3千枚のマスクを日本の青年会本部へ届け、天理市や天理よろづ相談所「憩の家」などへ寄付されている。新型コロナウイルスの終息を祈念し、お願いづとめを勤める台湾青年会員たち(9月20日、台湾伝道庁で)第三御用場2階に多目的トイレ新設教会本部このほど、教会本部の第三御用場の2階に、多目的トイレが新たに設けられた(地図参照)新設された多目的トイレは、階段やエレベーターによる昇降を必要とせず、本部神殿内の開門時間帯には常時、回廊から出入りすることができる。トイレには、おむつ交換や衣類着脱のための折りたたみ式シートやベビーチェアが備えつけられているほか、オストメイトにも対応している。混雑を避けるため2室に分けるなど、用途別に利用者を分ける工夫もなされている。これに併せ、第三御用場1階の男女別トイレも全面的にリニューアル。それぞ床の段差が解消されたうえ和式トイレはすべて洋式へと変更された。なお、このほかにも、多目的トイレが西地下などに設置されている。感謝を胸に今年度の初舞台天理高吹奏楽部天理高校吹奏楽部は11月2、24の両日、「第3回定期演奏会ファイナル・コンサート2020」を天理市民会館で開催。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、観客数を制限して行われた。同部は昨年、第2回「全日本高等学校吹奏楽大会in横浜」で「連盟理事長賞」を受賞。今年も教内行事や恒例の演奏会への出演を予定していたが、コロナ禍で相次いで中止に。日々の練習も大きく制限されるなか、今年度最初で最後の舞台となった。演奏会は、華やかで快活なマーチ『ブロックM』(ジエリー・ビリック作曲)で幕開け。次いで、山田耕筰作曲のおうた2番交響詩『おやさま』より第2楽章「陽気つとめ」を披露。また、複雑な拍子で高難易度の『ハリソンの夢』(ピータ・グレイアム作曲)などを巧みに演奏した。続く第2部では、広く親しまれている映画音楽などで聴衆を楽しませた。二日目の演奏会の終盤には、指揮者の吉田秀髙さんが3年生の部員一人ひとりに花を贈った。キャプテンの中臺理生之助さん(3年)は「例年とは異なる状況の中で、自分たちにできることを考えて取り組んできた。一度きりの舞台で、感謝の心を胸に演奏できた」と感慨深げに話した。なお、同公演の様子は、「天理教ホームページ内の「天理教WEB動画」のコンテンツの一つ「ピックアップ動画」で公開中。竹のように生き生きと「エイジレス章」に輝く福岡の吉澤淳さん鞍手町の吉澤淳さん(83歳・岩倉町分教会真生布教所長=写真右)は先ごろ、内閣府からエイジレス・ライフ実践者に贈られる「エイジレス章」を受章した。エイジレス・ライフとは、年齢にとらわれず、自らの責任と能力において自由に生き生きと送る生活のこと。内閣府では過去に培った知見を社会生活に生かしたり、高齢期を新しい価値観で暮らしたりする高齢者や団体を表章している。吉澤さんは定年退職後、竹細工を独学で始め、干支の置物や花筒、壁掛けなど年間3千個以上を制作。地域の公共施設などへ贈ってきた。さらに、小学生対象の「竹の教室」や高齢者向けの「創作教室」などを年間15回ほど開催。竹を題材に「素直に、まっすぐ生きよう」「火水風のご守護に感謝しよう」と伝えている。吉澤さんは「この活動を通じて人が喜んでくれることで、「私にもできることがある』と思える。これからも〝一日生涯〟を胸に、人に喜んでもらうため、また出直した息子の分まで、元気に過ごしていきたい」と語った。(中野大・竹原社友情報提供)衆議院議員おさづけの理拝戴関健一郎さん衆議院議員の関健一郎さん(2歳・本道橋分教会所属・愛知県豊橋市)は12日、おさづけの理を拝戴した。慶應義塾大学を卒業後、NHK名古屋放送局に入局し、1年にわたり記者として勤めた。その後、国政への参画を決意し、平成25年の衆議院議員総選挙で初当選。現在、衆議院環境委員会委員を務めている。地元の友人を通じてお道を知ったという関さん。2年前の6月に初席を運び、以来、公務の合間を縫っておぢば帰りを重ねてきた。関さんは「どんな御苦労の中も、明るく陽気に通られた教祖のひながたに感銘を受けた。これからは、ようぼく議員の一人として、互い立て合いたすけ合いの精神を胸に、陽気ぐらし社会実現に向かって公務に励んでいきたい」と話した。列島縦断ニュース即応幹部研修会岡大〔岡大森井社友〕岡大教会(吉田孝敏会長)は10月24日、奈良県明日香村の教会で「即応幹部研修会」を開催、教会長夫妻および教会長後継者ら7人が参加した。これは、8月の中田善亮表統領のお話「これからの道の歩み」の内容を受けて開かれたもの。当日は、『みちのとも』10月号に掲載された表統領お話の要旨を全員で読んだうえで、グループトークを実施。「表統領の話を台に、現状認識を共有する」「全教が同じ旬を目標に立ち上がりたい」などのテーマでねり合った。創立70周年決起の集い本部直属やまとよふき分〔やまとよふき分・杉崎社友〕本部直属やまとよふき分教会は11月1日、親里で「創立70周年決起集い」を開催した。同教会は、令和5年9月17日に創立70周年記念祭を執行する。この「集い」は、教会につながるようぼく・信者が記念祭に向けて心一つに歩むことを誓って行われた当日は、本部神殿で定時のおつに合わせて参拝。その後、東講堂へ移動し、全員でてをどりまなびを勤めた。続いて、深谷太清会長が創立70周年のスローガンを発表した。新型コロナ終息お願いづとめ本部直属名張分〔名張分・濱田社友〕本部直属名張分教会は11月25日、オンラインを駆使して「新型コロナ終息お願「いづとめ」を執り行った。これは、新型コロナウイルスの終息とともに、罹患された方々平癒と世の治まりを願うもの。当日は、同教会で勤める様子を、部内教会やようぼく宅など約30カ所の拠点へライブ配信した。おつとめの後、中森昌昭会長があいさつ。コロナ禍の今こそ、教えを生かし、心を陽気に、互いにたすけ合って、この大節を乗り越えようと呼びかけた。この後、教友有志による「コロナ禍での取り組み」の発表があったほか、各拠点でねりあいの時間が持たれた。教会長研修会岩手教区[岩手・中田代表社友〕岩手教区(加藤昌弘教区長)は10月1日、盛岡市の教務支庁で「教会長研修会」を開催、35人が参加した。例年は「教会長夫妻研修会」として開催していたが、新型コロナの感染拡大予防の観点から、参加対象を教会長のみとした。当日は、教会本部教務部長の木村成人・本部員が講話。教区制度の成り立ちについて話し、教会の本来の役割を示したうえで、「地域のニーズに合った活動を工夫することが必要になる」と述べた。グラウンドゴルフ大会鳥取教区[鳥取・明石代表社友]鳥取教区(三谷正美教区長)は10月31日、湯梨浜町の「東郷湖羽合臨海公園」南谷多目的広場で第5回「グラウンドゴルフ大会」を開催、5人が参加した。当日、参加者は、新型コロナの感染予防を徹底したうえで、天然芝コースでのプレーを楽しんだ。喜び探そう!少年会の日滋賀・江東支部[滋賀・上野社友〕江東支部(佐治正一支部長)は1月26日、東近江市の湖東大教会で「喜び探そう!少年会の日」と銘打った行事を開催、少年会員を中心に5人が参加した。今年、滋賀教区では、新型コロナの感染拡大により少年会教区団の総会を中止した。そこで、教区全体で協議を重ねたうえで、同日を「少年会の日」と定めた。同支部では当日、感染予防対策を徹底して実施。教区育成会長である清水純孝教区長のビデオメッセージを視聴した後、全員で「よろづよ八首」のてをどりまなびを勤めた。引き続き、会場周辺で落ち葉の清掃ひのきしんを行い、宝探しゲームを楽しんだ。婦人会口講座東中央支部[東中央大・小野社]友東中央支部(柏木ひろ子支部長)は11月14日、東京都渋谷区の大教会で講座」を開催、10人が参加した。当日は、「人生100年時代をいかに生きるか」と題して岸博幸・慶応大学大学院教授が講演。世の中の価値観や生き方の変化が、このコロナ禍によって加速したことにふれ、「先の見えない時代だからこそ、人と人とのつながりや互いに助け合う姿が重要な世の中になる」と語った。終了後は、質疑応答の時間が持たれた。今回は、婦人会員を中心に幅広い世代が受講した。こかん様に続く会幅下支部女子青年〔幅下大・服部社友〕幅下支部女子青年(伊藤佳乃委員長)は11月3日、「こかん様に続く会」をリモートで開催した。当日は遠くドバイからも参加。事前収録した伊藤教江支部長のお話を視聴後、ねりあいの時間が持たれた。参加者は、自身の通り方をこかん様の道すがらに照らしながら談じ合っ。た□青年会[総会]南分会[南・大笠木社友〕南分会(咲摩慶和委員長)は1月23日、オンラインによる総会を開催した。今回は、SNSの「LINE」に分会のアカウントを立ち上げ、参加者が登録する形式で実施。当日は式典の様子などを約30分にまとめた動画を、24時間限定で配信した。また、視聴後にはアンケートに記入してもらい、これを総会の参加票と、その後に催されたオンライン抽選会の応募券として活用した。参加者からは「自宅など、さまざまな場所で参加できる」と好評の声が寄せられた。網干分会[網干大・岡部社友〕網干分会(岡部晋輔委員長)は1月28日、オンラインによる総会を開催、青年会員を中心に7人が参加した。当日は、同分会委員のみ大教会に参集し、ほかの参加者はオンライン配信を視聴。神殿では、参加者がおつとめ衣を着け、座りづとめと「よろづよ八首」を勤めた。続く式典では、青年会長のビデオメッセージや岡部喜次大教会長のあいさつなどがあった。終了後、オンラインでの抽選会を催した。□少年会□はばしたっ子作品展幅下団幅下団(平岩昭治団長)は先ごろ、岐阜県各務原市の大教会で「はばしたっ子作品展」を開いた。これは、「こどもおぢばがえり」や大教会の少年会行事が相次いで中止になったことから企画された今回は総勢50人の少年会員が、絵画や写真、工作、書道、作文など4点出品。作品は、大教会神殿の特設スペースに展示された。また、応募作品の中から最優秀賞1点と優秀賞3点を選出した。西陣団[西陣大・佐々木社友]西陣団(後藤睦団長)は1月3日、京都市の大教会で「わかぎの集い」を開催した。これは、新型コロナの感染拡大防止の観点から、同団で毎年開催している総会に代えて、「わかぎクラス」(中学生)を対象に企画されたもの。当日は、少年会員2人を含む人が参加。座りづとめ「よろづよ八首」を勤めた後、永尾大和・育成会長があいさつ。また、来春|に中学を卒業する少年会員に記念品が贈呈された。この後、昼食の時間にはビンゴゲームを楽しんだ。[総会]秦野団[秦野大・濱名社友〕秦野団(相原利成団長)は1月25日、第4回総会をリモート形式で開催、育成会員を含む2人が参加した。当日は、神奈川県秦野市の大教会から「LINE」を介してライ配信。大教会神殿で濱田道仁・育成会長を祭主に祭儀式を行い、同団委員が座りづとめと「よろづよ八首」を勤めた。式典では、少年会長の告辞の代読に続いて、演田育成会長があいさつ。その後、お楽しみ抽選会が催された。総会参加者は、教会や布教所、自宅など、それぞれの場所で視聴秋田教区団[秋田・小林代表社友〕秋田教区団は1月22日、秋田市の教務支庁で総会を開催、育成会員を含む2人が参加した。半年前からねりあいを重ね、新型コロナの感染予防対策を万全にしたうえで行った。当日は、座りづとめと「よろづよ八首」を勤めた後、式典では工藤誠一団長が少年会長の告辞を代読してあいさつ。続いて、宮野久道・教区主事が祝辞を述べた。この模様は、動画サイトYouTubeを介してライブ配信され高知教区団〔高知・佐藤代表社友〕高知教区団(畠山美孝団長)は1月23日、総会をリモート形式で開催した。当日は、越知町越知大教会からYouTubeのライブ配信によって実施。矢野翔士団長のあいさつの後、コロナ禍の事情の治まりを祈念して、お願いづとめを勤めた。さらに少年会長告辞の代読に続いて、畠山美孝・育成会長のあいさつと「わかぎクラス」の少年会員による「誓いの言葉」があった。この後、お楽しみ抽選会が催された。開催に向けては、インターネットの接続方法などの詳細を記したチラシを配布。少年会員に向けては、おつとめの大切さを伝えるビデオを制作した。ネット環境が整わない参加者のために、大型モニターを用意した支部もあった。なお、事前申し込みの段階で、例年を超える300人余りの参加申し込みがあった。□献血埼玉・入間西部支部[埼玉・上山社友〕入間西部支部(小見山正実支部長)は1月24日、県赤十字血液センターの要請を受け、日高市のスーパーマーケットで実施された献血活動に協力し今年5月に続く今回の活動では、教友2人が買い物客らに献血への協力を呼びかけ。この日は、教友を含む5人が申し込み、70人献血に協力した。佐藤満さん(さとう・みつる=8歳・鹿島大岩室分教会長)11月24日出直された。新潟教区。中根栄さん(なかね・さかえ=9歳・愛静大・愛一豊分教会前会長夫人)11月26日出直された。愛知教区。仲村冴子さん(なかむら・さえこ=8歳・池田大・真郷分教会3代会長夫人)1月28日出直された。兵庫教区。三浦絹古さん(みうら・きぬこ=88歳・髙岡大・九島分教会前会長)11月30日出直された。愛媛教区。加賀野愛子さん(8歳・櫻井大味分教会前会長夫人)12月1日出直された。兵庫教区。村瀬光子さん(4歳・日野大・三足冨士分教会長夫人)21月1日出直された。旧北西支部婦人会副主任を務めた。岐阜教区。岡行則さん(おか・ゆきのり=9歳・髙岡大・保内分教会前会長)12月2日出直された。西宇和支部少年会育成委員長、民生・児童委員を務めた。愛媛教区。大西昭治さん(おおにし・しょうじ=2歳・船場大・大京分教会前会長)12月3日出直された。地方委員を務めた。京都教区。仲井勉さん(なかい・べん=9歳・山國大・城丹分教会前会長)12月3日出直された。大教会役員、青年会山國分会副委員長、大教会学生担当委員会委員長、左京支部長を務めた。京都教区。深谷真喜子さん(5歳・中背大教会役員婦人)12月3日出直された。大阪教区。河合歌雄さん(かわい・うたお=88歳・岐美大・美根分教会長)12月4日出直された。愛知教区。川﨑祐子さん(5歳・飾東大・家弘分教会長夫人)12月4日出直された。兵庫教区。木林勝義さん(きばやし・かつよし=8歳・兵神大・安條分教会前会長)12月4日出直された。佐伯支部長を務めた。広島教区。清水育さん(しみず・いく=1歳・中背大・丹中分教会3代会長夫人)12月5日出直された。大教会役員婦人、奥丹支部婦人会主任を務めた。京都教区。東あや子さん(ひがし・あやこ=9歳・古市大・濱和分教会長)12月5日出直された。愛知教区。大竹鈴子さん(2歳・南海大西向分教会前会長夫人)12月7日出直された。御用方室御供所掛、大教会婦人、潮岬分教会長(4代)、教区婦人会委員を務めた。和歌山教区。相原とし子さん(8歳・本愛大・本徳分教会前会長)12月7日出直された。愛知教区。高橋一幸さん(たかはしかづゆき=74歳・川之江大・伊豫丹原分教会長)1月7日出直された。大教会准役員を務めた。愛媛教区。辻本正博さん(8歳・敷島大・勢太分教会前会長)12月8日出直された。三重教区。髙瀬利夫さん(8歳・朝倉大・西朝倉分教会前会長)12月9日出直された。本部詰員、大教会役員、朝倉支部長を務めた。福岡教区。座右のおふでさきこれから月日たのみや一れつわ忙しいかりいれかゑてくれ(十二号)浅田幸伯中讃岐分教会長わが家のいんねんを切るためたんのうの心で通った祖母昭和6年、祖父・住田栄吉は胃病を患い、祖母・シスエは農作業と子育てに奮闘していた。そんなとき、小さな店舗で野菜や果物を売りながら布教に励んでいた、のちの初代会長である千葉彦市・トク夫妻から、にをいが掛かった。祖父母は夫婦そろって信仰し始め、祖父は病の体を押しておたすけに歩き続けた。入信して1年後に出直したが、その最期はとても穏やかなものだったという。当時30歳だった祖母は、4人の子供たちが将来、お道の御用をつとめられるようにと、つらいことや苦しいこともたんのうして通る心を定めた。彦市は、3畳にも満たないトタン葺きのあばら家を布教拠点にしていて、継ぎはぎのズボンにカーキ色の服を着て教理を説いた。神棚を背にして「十全の守護」や「かしもの・かりものの理」について説く姿に、祖母は、おたすけ人としての「心の錦」を感じていたという。その後、祖母がおたすけに励んでいたあるとき、「丹毒」という皮膚病に罹った。40度の高熱、耳から首にかけての大きな腫れに苦しみながら、「これは短気のいんねんのお知らせだ」と悟った祖母は、「これからは腹を立てず、気長な心で通らせていただきます」と心に決め、理立てをして身上の平癒をお願いしたところ、わずか2時間ほどで熱が下がり、鮮やかなご守護をお見せいただいた。掲出のお歌にあるように「月日たのみや」と仰った神様の御心を胸に、心を定めて通った祖母は、90歳まで長命させていただいた。初心を忘れず、どんなときも神様にもたれて通った祖母の信仰信念を、次世代へ伝えていくことを自らの使命したい。