天理時報2021年5月23日号7面
書評編集部教祖ひながたを踏まえ「十二下り」に焦点当て『十二下りのてをどりを身近に」深谷太清著定価1,760円[本体1,600円]A5判並製/356ページ道友社は1日、新刊書『十二下りのてをどりを身近に』を刊行した。本書は、同名タイトルで『みちのとも」誌上に25回(立教10年1月号から16年5月号まで)にわたって連載されたものを大幅に加筆・修正したもの。著者は、本部直属やまとよふき分教会長・深谷太清氏。現在、天理教学生担当委員会委員を務める傍ら、天理大学および天理教校本科で講師を務める。ここでは著者の談話を交えつつ、本書の特徴や読みどころを紹介する。「みかぐらうた」を解説した本は少なくないが、本書の章立ては極めて特異である。冒頭、「なむてんりわうのみこと」から筆が起こされた後、「かぐらづとめ」(第一節~第三節)および「よろづよ八首」を除いて、話題は一下り目から十二下り目の各下りに及ぶ。本書の構成について著者は、教祖が教えられた〝順序〟に着目したと語る。「教祖は五十年のひながたにおいて、親神様の教えをお伝えくださるとともに、その教えを私たちが身につけ、人に伝えさせていただく〝順序”についてもお示しくださっているように思う。『なむてんりわうのみこと』の神名を唱えることに始まり、『あしきはらひ』のおつとめに続いて、『十二下りのてをどり』を先に、最後まで教えてくだされたことに注目して、今回は『十二下り』に絞って書かせていただいた」このたびの発刊に当たっては、お歌の意味をあらためて捉え直した部分も少なくなかったという。たとえば、三下り目の「三ッみなせかいがよりあうてでけたちきたるがこれふしぎ」のお歌について、本書では「普請ができ(でけ)、棟を建ち上げる(たち)までに至った(きたる)」という新たな解釈が展開されている。著者はこの点について、八下り目の「三ッみなだんとせかいからよりきたことならでけてくる」のお歌と比較する中で得られた気づきだったと説明する。「お歌のニュアンスとしては、よく似ているが、『でけてくる』と『でけたちきたる』の語句の違いに意味があると思案した。三下り目では、ただ普請ができてくるのではなく、元治元年のつとめ場所の棟上げができてきたことを指しているのではないか。そう解釈して初めて、後に続くお歌とのつながりもよく見えてくる。皆が寄り合って棟上げができたことに対して、次の四ッのお歌で『ようこゝまでついてきた』とお労いくださるとともに、棟上げ直後の大和神社のふしを念頭に、『じつのたすけいこれからや』と仰せくださっているように感じる」手振りとの結びつきまた、要所に配された手振りのイラストにも注目したい。本書では個々のお歌を解説するに当たって、教史や時代背景を踏まえて考証するのみならず、手振りからの思案を試みている。「教祖は、お歌のみならず手振りも直々に教えてくだされた。二つは互いに補完し合うものであり、双方を思案するなかで初めてお歌に込められた思召も汲み取らせていただけるのではないか」お歌と手振りを通して理を思案教祖ひながたの中にすべての答えを求めようとする著者の真摯な研究態度が随所に見られる。著者は「信仰を始めた人に、どのように教えを身につけてもらうのかが、いま重要な課題だと思う。そうした意味からも、『十二下』りはもともと親しみやすく覚えやすいうえに、歌い踊る中で知らずしらず心が陽気になり、教えに導かれるように作られていることは見逃せない。まずは、もっと多くの人に『十二下り』を身近に感じていただきたい。本書が、その一助になれば」と話している。本書のお求めは、道友社本社、おやさと書店、東京支社、またはWebストアまで。教会本部に車いす19台寄贈東京教区東京教区厚生部は4月25日、車いす1台を教会本部へ寄贈した(写真)。この車いすは、東京教区管内の教友による募金の収益で購入したもの。同部では、5年前から本部神殿参拝者の利便性を図るため、車いすの寄贈を目的に募金しており、これまでに計2台寄贈している。同部の尾崎治則部長(60歳・牛込大教会長)は「こうした活動を通じて、教内から社会へたすけ合いの輪を広げていきたい」と話した。(東京・赤阪代表社友情報提供)お道のニュース●行事やトピックを「お知らせ」●「各地ニュース」も掲載カテゴリーから過去の投稿をチェック最新情報はココから!!訃報本部婦人土佐厚子さん5月22日午後7時15分出直された。4歳。松村登美和本部員主のもと、みたまうつしは5月15日午後7時30分から、告別式は1日午前11時30分から、それぞれ天理市布留町の第1母屋で執り行われた。【土佐さん略歴】昭和4年7月28日生まれ。私立川村短期大学卒業。平成15年11月22日おさづけの煙拝戴。令和2年本部婦小野英勝さん(16歳・国名大・天山分教会長)3月4日出直された。佐賀教区。小西佑李子さん(9歳・髙安大・高邦分教会前会長夫人)3月17日出直された。京都教区。室喜久子さん(2歳笠岡大・錦備分教会前会長)3月28日出直された。兵庫教区。上田吉美さん(1歳・島ヶ原大・秋和分教会長)4月4日出直された。仙北南支部長、保護司を務めた。秋田教区。岩崎茂樹さん(73歳・本部直属淀分・吉岩分教会長)4月6日出直された。京都教区。水谷つるよさん(56歳・愛知大・豊花分教会5代会長)4月15日出直された。大教会准役員を務めた。愛知教区。佐々木ヨシさん(2歳北洋大・由利分教会前会長)4月16日出直された。大教会婦人、羽後鶴沼分教会長(2代)を務めた。秋田教区。竹園輝雄さん(8歳・東本大・本三田分教会長)4月16日出直された。東京教区。藤田治恵さん(90歳・大原大比良ノ郷分教会前会長夫人)4月17日出直された。滋賀教区。髙橋重夫さん(8歳・大垣大川連分教会前会長)4月17日出直された。雄勝支部長を務めた。秋田教区。澤西康宏さん(8歳・東大・東小島分教会前会長)4月18日出直された。地方委員などを務めた。静岡教区。安崎俊夫さん(7歳・名東大・西分分教会長)4月18日出直された。大教会准役員、北方中央支部長などを務めた。徳島教区。住谷祐喜さん(30歳・明和大・修誠分教会前会長)4月20日出直された。大教会役員、明誠分教会長(5代)東浦支部長を務めた。兵庫教区。近藤一夫さん(8歳・山名大・岩之枝分教会長)4月20日出直された。地方委員などを務めた。千葉教区。浅見しづ江さん(88歳・秩父大・武蔵府中分教会長)4月24日出直された。北多摩東部支部婦人会主任を務めた。東京教区。南川昇さん(8歳・敷島大・善納分教会長)4月25日出直された。奈良教区。