秋の陽に包まれて 日常の小さなひとコマにまで – 逸話の季
11月半ばだというのに、今日は朝から雪が降り続いています。つい先日まで暖かい日が続いていたのに、まるで秋を飛び越して、夏の後にすぐ冬が来たかのようです。 白い雪に埋め尽くされた庭の風景の中で、まだ落ち・・・
11月半ばだというのに、今日は朝から雪が降り続いています。つい先日まで暖かい日が続いていたのに、まるで秋を飛び越して、夏の後にすぐ冬が来たかのようです。 白い雪に埋め尽くされた庭の風景の中で、まだ落ち・・・
青空に高く浮かぶ白雲が美しい、さわやかな季節になりました。 今年の夏は暑い日が続いたせいか、いつも以上にさわやかな秋風の心地良さを感じます。もちろん、雨の日や風の日も親神様のご守護に満たされているので・・・
立秋はすでに過ぎ去り、暦のうえでは秋になりました。もうとっくに「暑中」ではなく「残暑」の時季ですが、なかなか猛暑の先は見えません。毎日の変わらぬ親神様のご守護に感謝し、むしろ厳しい日差しに感謝する気持・・・
この数日、夜は窓を開け放して眠りに就き、そのまま朝を迎えるようになりました。目覚まし時計をセットしなくても、窓から差し込む朝日と、にぎやかな鳥の声で自然と目が覚めます。光と音に溢れた世界を満たす、親神・・・
昨夜から降り続いた雨が上がり、今朝は、どんよりした空の色も少し明るくなってきました。朝靄の立ち込める山里の空気はしっとりしています。 今年も去年と同じように、梅雨の季節を迎えました。しかし目の前の新緑・・・
新緑の季節になりました。 かつて子供たちが拾ってきた、ドングリや木の実から育った樹木たちは、瑞々しい新芽に覆われています。枯れたと思ってあきらめていた山椒の木にも、新しい枝が伸びてたくさん花が咲きまし・・・
春が来ました。東の空が明るくなると、楽しげな鳥のさえずりが山里に響きます。厳冬の冷たい空気や照りつける夏の太陽は、いまここに生きている実感を与えてくれます。 しかし、それら以上に、暖かい春の日差しは、・・・
2月になりました。今シーズンは暖冬だと思っていたのに、ここに来て、厳しい寒さや大雪が続いています。 しかし、厳寒の中にも春の兆しは見られます。雪をはらった木の枝の先には、もう新芽が膨らみかけていました・・・
11月は「霜月」と呼ばれます。本来は旧暦11月の異称ですが、陽暦でも霜月と呼称するようになりました。 この月は、冬に向かう季節の変わり目であるばかりでなく、豊かな秋の味覚を楽しめる季節でもあります。毎・・・
10月です。快晴の日には、空がとても高く感じます。 よく「桃栗三年、柿八年」といいますが、わが家でも同じころに植えた木が、ことわざの通りにそれぞれ実をつけるようになりました。いまの時季に食卓を彩るのは・・・
9月です。虫の音に誘われて、夜空を見上げる機会が増えてきました。この時季の楽しみの一つは「中秋の名月」です。旧暦8月15日(十五夜)の月を愛でる風習には、かなり長い歴史があります。古からこの日の夜空を・・・
8月のつごもりです。暦の上ではとうに「立秋」を過ぎましたが、まだ厳しい残暑が続いています。とはいえ、たわわに実った庭の栗の実は“秋近し”を告げています。数年前に種を蒔き、背丈ほどの高さに成長したモミジ・・・
7月です。夏野菜が食卓を彩る季節がやって来ました。妻が春先に小さな種から育てた苗が成長し、豊かな自然の恵みを毎日頂いています。太陽の光をたっぷり浴びて、天水の恵みをいっぱい吸収したキュウリやナスは、は・・・
6月になりました。すでに梅雨入りしていますが、昨年のように雨の日が続いている感覚はありません。家の近くには昨年と同じ花が咲きましたが、今年は咲いている場所が変わっています。目の前の梅雨空も、同じような・・・
5月になりました。私事ですが、この月は誕生月です。いつもは誕生日さえ忘れていますが、今年は節目となる還暦を迎えました。 人生の節目を意識しながら周囲を見渡すと、見慣れたはずの初夏の風景や鳥のさえずりな・・・
4月です。多くの場所で、新たな出会いが生まれる時季です。いまから四十数年前、友人たちに見送られながら、北海道の小さな町に別れを告げました。あれから何度、同じような別れと出会いを繰り返したことでしょう。・・・
3月になりました。里山のあちこちに、春の訪れを感じます。先日も山道を散策していて、久しぶりにウグイスの鳴き声を聞きました。美しく澄んだ声が、青い空に吸い込まれていきます。また新しい季節が巡ってきたよう・・・
2月です。暦のうえでは春になりましたが、朝の空気は凍てつく日々が続いています。 家の近くの土手を探してみても、ふきのとうはまだ見つかりません。それでも冬枯れの木々の枝先には、淡い色の新芽が膨らんでいま・・・
12月になりました。師走です。 先の見えない不透明な状況が続くなか、手探りで前に進んできた1年が暮れようとしています。大変なことがたくさんあったはずなのに、神前に額ずきながら1年を振り返ると、不思議と・・・
11月になりました。先日は、薄墨を流したような分厚い雲から、霰まじりの冷たい雨が降りました。もうすぐ本格的な冬がやってくるのでしょう。 とはいえ、この寒気のおかげで、鮮やかな紅葉を楽しむことができます・・・