こゝろさだめのつくまでハ – おやのことば・おやのこころ
2023年1月29日
おやのことば・おやのこころ 六ッ むりにでやうといふでない
「みかぐらうた」九下り目
こゝろさだめのつくまでハ
今年の正月、年賀状に加えSNSによるメッセージがたくさん届きました。その中に、昨年10月の教会長資格検定講習会で筆者が担当した「おさしづ」の”英語取り出し授業”を、モンゴルからご主人と共に受講した、Dさんからのメッセージがありました。
ある日、Dさん夫婦に講習会を受講した理由を尋ねたことがありました。
10年前、Dさんは初めておぢばへ帰って修養科を志願し、教人資格講習会を受講。帰国後に結婚し、長女を出産する際、難産を鮮やかにご守護いただいたことを機に、ご主人の修養科への志願と教人資格講習会の受講を心定めしました。その年、ご主人は修養科を修了したものの、教人資格講習会を受講できないまま帰国したのでした。
この後、二度の出産とコロナ禍の影響もあり、そのまま月日が流れた昨年6月、長男が3歳で出直すという大節に。諸事情から心定めを果たせていなかったことを省みるとともに、ご主人の教人資格講習会、さらに夫婦での教会長資格検定講習会の受講を心に定めて実行に移し、今に至っていると話してくれました。そして「帰国したら、モンゴル布教のために布教所を開きます」と力強く語ってくれました。
Dさんからのメッセージには「昨年11月に布教所を開設しました!」との報告文に、1枚の集合写真が添えてありました。30人ほどの参拝者の中央に、教服に身を包んだ笑顔のDさん夫妻の姿がありました。
(足立)