徳分引き出す指導を心がけ
田路匡史さん(56歳・雪彦山分教会長・姫路市)は、21年にわたって空手道の普及・発展に尽力したことが評価され、姫路市から「功労者賞」を受けた。
平成13年、少年会活動の一環として飾東大教会の敷地内に空手道場「みちのこ館」を開設。同時期、同市の空手連盟に加入し、役員に就任した。その後、同連盟の常任理事と審判部員を兼任し、大会では会場の責任者であるコート主任を務めるなど、同連盟の活動に貢献した。
また、10年ほど前から母校である天理大学の空手道部で後輩の指導に当たっている。
指導する際、一人ひとりの徳分を引き出すことを心がけてきた田路さん。「三年千日歩み出しの旬に、このような賞を頂き、『今後も人の成人の一助となれるように』という親神様からのメッセージを感じている。これからも空手を通じて、教え子たちにお道の精神を伝えていきたい」と語った。
(飾東大・吉田社友情報提供)