河田和江(61歳・広島県福山市)
40年ほど前、妹の身上をきっかけに入信した私は、別席を運び、修養科を経て「教会長資格検定講習会前期」(当時)を修了。その後、私自身に肺の身上をお見せいただいたことから心定めをして、布教所を開設しました。
それからも身上が相次ぎ、心を倒しそうになったときもありましたが、所属教会の会長さんや教友のサポートのおかげで、3人の子供を育てながらにをいがけ・おたすけに歩き、大難を小難にお連れ通りいただきました。
しかしここ数年、コロナ禍の影響で人と接する機会が減り、対面でのにをいがけやおたすけが難しくなりました。
そこで最近は、LINEやメールなどを活用した新たな取り組みに挑戦しています。ビデオ通話でお道の話を取り次いだり、先人の逸話を共有したりしています。
初めは、相手に伝わっているのか不安になるときもありましたが、相談に乗った後にお礼を言われることがあり、「これが今の自分にできる人だすけなのかもしれない」と、次第に思えるようになりました。
教祖140年祭へ向かう旬に、まずは私が初心に帰り、自分にできるおたすけを模索しつつ、お借りしている体に感謝して、三年千日を歩みたいと思います。