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リポート三年千日 一手一つに成人の歩みを – 第1回 地域の取り組み(岡山教区)


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教祖140年祭へ向かう年祭活動がスタートした。既報の通り、2022年の「諭達第四号」の発布を受け、現在、直属教会や海外拠点への「本部巡教」が順次実施されている。また、すでに本部巡教を受けた直属教会では「全教会一斉巡教」がスタート。各地の教会でも教会長を先頭に、ようぼく・信者が仕切ってたすけ一条の歩みを進めている。一方、教区・支部においても、具体的な目標を定めて連日実動するなど、“横のつながり”を生かして独自の活動に取り組んでいる。三年千日の“躍動の旬”に、全教のようぼくが一手一つに成人の歩みを目指す――。この年祭企画では、教祖のひながたを目標に、各地で繰り広げられる三年千日の動きを随時リポートしていく。

(「リポート三年千日」取材班)

帰参者「毎年1万人」を目指して

「にをいがけおぢばがえり推進」を提唱する岡山教区では、教友たちが連日にをいがけに歩いている(5日、岡山市内で)

2月5日。岡山市内では、一人でも多くの人におぢばへ帰ってもらおうと、にをいがけに歩く教友たちの姿が見られた。

岡山教区(岡﨑眞彦教区長)では、年祭活動期間中、帰参者「毎年1万人」を目標に掲げておぢば帰り団参を推進している。

10年前の教祖130年祭活動の際、「にをいがけおぢばがえり団参」や「三年千日100万件にをいがけ」を実施した同教区。このたびの教祖140年祭活動に向けては、「各教会がおたすけに励み、おぢばへの帰参者の増加につなげよう」という活動方針のもと、今年1月に「教祖140年祭にをいがけおぢばがえり推進」を提唱した。

今後、教区布教部が作成した帰参報告サイトを活用して活動の周知を図るとともに、にをいがけ・おたすけの実動を積極的に促していく。

森分正史・同教区布教部長(66歳・陽南分教会長)は「教区内のようぼく一人ひとりの手で年祭活動を盛り上げていくために、小さなことからでも実動してもらえるよう、管内の隅々まで働きかけていきたい」と語った。