天理時報オンライン

生きる言葉 天理教教祖の教え – 働く手は


働くというのは、はたはたの者を楽にするから、はたらく(註、側楽・ハタラク)と言うのや。

「稿本天理教教祖伝逸話篇」一九七「働く手は」

人間は働くためにこの世に生まれてきたのや、とも教えられる。なにも生計のための労働だけをいうのではない。周りの人が働きやすいよう面倒がらずに立ち働くこと、隣人たちが働きやすい環境づくりをすること、すべて「はたらく」。生かされている喜びの発露「ひのきしん(※)」に通じる。

※漢字を当てれば日の寄進。神様のご守護に感謝をささげる自発的行い。