“ようぼくランナー”2大会で優勝 – 大阪の菅井宏人さん
菅井宏人さん(27歳・名真実分教会ようぼく・大阪市)は、2月26日に大阪市で行われた「大阪マラソン2023」に出場し、一般ランナーの男女各1位に贈られる「市民ランナー賞」と「シカゴマラソン賞」を受けた。また、3月12日に滋賀県の琵琶湖岸で行われた「びわ湖マラソン2023」でも優勝を果たした。
天理高校で陸上部に所属し、トラックを走る楽しさを知った。卒業後は駅伝の強豪校である山梨学院大学へ。精力的に練習に打ち込み、4年時には箱根駅伝のメンバーに選出された。
その後、企業で勤める傍ら、一般ランナーとしてフルマラソンの大会に出場してきた。
今年の大阪マラソンに向けて、昨春から本格的に練習を始動。速いペースで繰り返し走るインターバルトレーニングや、ウエートトレーニングで、スピードアップと体幹の強化を図った。
迎えた大会当日。菅井さんは「2時間20分以内のタイムでゴール」を目標に、スタート地点の大阪府庁前から走りだした。
序盤からスピードに乗り、次々とランナーを追い抜いていく。終盤では持ち前の粘り強さを発揮し、安定した走りでゴールを駆け抜けた。
結果は2時間18分54秒。目標タイムを見事にクリアし、一般ランナーの1位相当となる「市民ランナー賞」と「シカゴマラソン賞」に輝いた。
この結果、菅井さんは10月にアメリカで行われる「シカゴマラソン2023」に、大阪マラソン代表者として出場する。
◇
3月12日には「びわ湖マラソン」にも出場。2位選手に約5分のタイム差をつけ、2時間18分43秒で優勝。自己ベストも更新した。
菅井さんは「これまで大きなけがもなく、練習、本番ともに万全の状態で臨むことができたのは、親神様のご守護のおかげ。10月のシカゴマラソンでは、日々のご守護への感謝の気持ちをもって臨み、自己ベスト更新に挑みたい」と語った。