この春、”育つ側”から”育てる側”へ――。
第50回「天理少年門出のつどい」(少年会本部主催)が3月2日から3日にかけて実施され、天理中学校の3年生103人が参加した。
50回の節目を迎えた「つどい」は、すでに卒業後の進路が確定している天理中の生徒を対象に開かれるもの。少年会本部スタッフの指導のもと、少年会員から育成会員へと歩みを進めるに当たり、その心構えや指導技術を学ぶ。
今回のテーマは「はばたけ! 感謝を胸に」。生徒たちは、班ごとにゲームや紙芝居、折り紙の練習などに取り組んだうえで、天理市内の幼稚園や保育所など6カ所の施設へ。歌遊びや紙芝居で子供たちを楽しませた。
「つどい」を締めくくる門出式では、生徒が一人ずつ決意を発表。「人に喜びを与えられる人になりたい」「困っている人がいたら、たすけたい」など、思い思いに抱負を語った。