「なるほどの人」目指す三年千日を – 第16回「社会福祉大会」
布教部社会福祉課(村田幸喜課長)は4月25日、第16回「社会福祉大会」をおやさとやかた南右第2棟で開催。同課所管の連盟、委員会などの関係者331人が参集した。
この大会は“お道の社会福祉”に携わる関係者が一堂に会し、さらなるおたすけの実動と互いの連携を強めることを誓うもの。
式典では、松村登美和・布教部長があいさつに立った。
松村部長は、教祖140年祭に向けて「諭達第四号」が発布されたことを踏まえ、「年祭に向けて教祖の残してくださったひながたを通らせていただくことが重要である」と強調。ひながたを通る中で、周囲の人から「なるほど」と言われる人になれるよう、意識して三年千日を過ごしてほしいと話した。
続く特別講演では、脚本家の久松真一氏(62歳・清幡分教会教人)が「想像と創造、そして感動」と題して登壇。自身が脚本を担当したNHKドラマ『生きて、ふたたび保護司・深谷善輔』にまつわるエピソードを紹介したうえで、「不寛容が蔓延する世の中で、罪を犯した人の居場所となる保護司の役割は天の理に適っていると思う」と語った。
午後は連盟、委員会ごとに総会や分科会を実施した。
天理教点字文庫と天理教視力障害者布教連盟は、全盲ろう者として初めて大学教授になった福島智さん(福神分教会ようぼく)と、その母・令子さん(同教人)の実話をもとにした映画『桜色の風が咲く』の鑑賞会を実施した。
また、天理教里親連盟は昨年、コロナ禍で延期を余儀なくされた「創立40周年記念大会」を11月25日に開催する旨などを発表した。