オンラインはたらくようぼくの集い – 青年会
ウェブ上で信仰語り合い
青年会本部(矢追雄蔵委員長)は2月12日、「オンラインはたらくようぼくの集い」を開催、各地の青年会員ら94人が参加した。今回は、企業向けの研修コンサルタント事業に取り組む㈱ガイアシステムの教育事業部本部長として、多くの企業などで人材育成を担当してきた岡本好市氏(40歳・廣中分教会喜楽布教所長・神戸市)が講師として登場。自身の体験をもとに、職場における信仰実践のポイントなどについて話した。
同「集い」は、社会で活躍する“はたらくようぼく”がつながり合い、勇み合える場をオンライン上に提供しようというもの。
当日は、矢追委員長の開会あいさつに続いて、岡本氏が「ようぼくとして働くということ」をテーマに講演した。
岡本氏はまず、自身の経歴などを紹介したうえで、自らの人生の転機となった出来事に言及した。
その中で、兄が教会長に就任したことをきっかけに“はたらくようぼく”としての再出発を決意したとして、その際に布教所を開設し、おぢばへ初参拝者を導くことを心定めした、と語った。
続いて、岡本氏は目標達成のために自身が社内で実践したにをいがけのプロセスを、スライドを用いて紹介。まず、相手への理解を徹底する心構えを持ったうえで、あいさつや会話などを重ね、少しずつ交流を増やしていくことが大切である、と話した。
さらに、相手の相談に乗る際に、さりげなくお道の教えを引用することや、タイミングを図っておぢばへ案内することなど、具体的なプロセスについて実体験を交えながら丁寧に説明した。
最後に、岡本氏は「親神様にしっかりもたれながら、徳分を生かして、できることを実践させていただこう」と呼びかけた。
この後、質疑応答に続いて少人数グループに分かれてのねりあいが行われ、受講者は職場での信仰実践などを、積極的に語り合った。
同「集い」の企画を担当する白木原一始・青年会本部委員は「今後も内容を練りながら集いの開催を続け、参加者が自らをさらけ出して語り合えるような場を目指していきたい」と抱負を述べた。
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なお、同「集い」は7月まで毎月講師を招いて開催される予定。次回の開催予定日は3月12日。