名古屋市を中心に展開するバス会社「鯱バス」の一行7人が親里を訪れた。
長年、愛町分教会(関根正雄会長・名古屋市)の団参の送迎に携わってきた同社。今回の来訪は、同社代表取締役社長を務める宇津木滋さんの「天理を訪れる方へのさらなるサービス向上のため、天理教の知識や文化を勉強しよう」という提案により実現したもの。
来訪者の一人、北澤幸子さんは、約50年前から同社のバスガイドとして親里を訪れ、多数のようぼく・信者と交流してきた。現在、バスガイドの指導役を務める北澤さんは「天理教の方々は、いつも丁寧にあいさつしてくださるなど、素晴らしい文化をお持ちという印象がある」と語る。
一行は、本部勤務者の案内を受け、本部神殿で参拝。この後、天理参考館を見学した。
今回初めて天理に訪れた宇津木さんは「神殿の壮大さもさることながら、四方から参拝できる開放的な造りに驚いた。心が自然と安らぐ雰囲気も、天理教の布教につながっているように感じた」と話していた。