石川教区(角居雅一教区長)は1月30日、金沢市の県赤十字血液センターが運営する献血ルーム「くらつき」で、恒例の「教区献血デー」を実施。受け付けた64人のうち、52人が献血した。
今年で37回目を迎える「献血デー」。当初は献血バスへの呼び込みを行っていたが、血液センターからの申し出を受け、現在は「デー」に合わせて開放される献血ルームで実施している。
今年1月、県内全域に「まん延防止等重点措置」の適用が発表されたことから、献血バスの予約キャンセルが相次ぎ、献血者が激減。そんななか血液センターから教区に対して協力要請があった。
今回の「デー」実施に当たり、石川教区では「LINE」アプリを活用。直属ごとの責任者から成るグループ内で相談を重ね、教区を挙げて幅広い世代に参加を呼びかけたことで、当日は例年と変わらない人数の参加者があった。
教区献血担当の龍湖亮一さん(59歳・袖龍分教会長・金沢市)は「今回は高校生や大学生などの若い世代の参加者が多く、将来につながる動きが見られたように思う」と語った。
(石川・山村社友情報提供)