婦人会第104回総会
「道の台」の役割つとめる誓い新たに
婦人会第104回総会は、教祖誕生祭の翌4月19日、本部中庭を会場に感染防止対策を講じて開催された。
婦人会では、コロナ禍によって活動が制限される中も、「ひながたをたどり 陽気ぐらしの台となりましょう」との成人目標のもと、「元をたずね ご恩報じの日々を」を活動方針に掲げ、何からでも自分にできるご恩報じの実践を申し合わせて、活動を推し進めてきた。
3年ぶりとなる総会は、参加人数を制限して実施。朝から青空が広がるなか、支部(直属教会)名が染め抜かれた小旗を先頭に、各支部の代表者など計4,284人が中庭に参集した。
午前10時半、中山はるえ婦人会長の先導で、中山大亮様をはじめ来賓が入場。代表者による「よろづよ八首」奉唱、入会宣誓、宮森みよゑ委員による会務報告の後、中山婦人会長があいさつに立たれた。
中山婦人会長は、生み育ての徳分を頂く女性の役割と、「道の台」の果たすべき責任について、諄々と諭された(記事別掲)。
続いて、祝辞に立った宮森与一郎内統領は、にをいがけ・おたすけの心構えに言及。「おさしづ」を引いたうえで、難しいことやできそうもないことではなく、できることを積極的にやってみること、チャンスを逃さず、いつでもどこでもという気持ちを忘れないことが大切と述べた。
この後、別席場前のシダレザクラを例に挙げながら、「私たちの信仰も根を大切にしていかなければならない」と強調。にをいがけ・おたすけの実が、遠く国々所々まで行き届くためには、しっかりと元のぢばに尽くし運んで根をつくる、土台をつくることが大切であると話した。
最後に宮森内統領は、教祖年祭を勤める意義を踏まえたうえで、「今の自分には何ができるのか、教祖にお喜びいただけることは何なのかをしっかりと自分で考え、自ら一歩を踏み出していっていただきたい」と呼びかけた。
この後、深谷靖子・河原町支部長が「誓いのことば」を述べ、最後に代表者が『天理教婦人会会歌』を斉唱した。