50年にわたる献血活動に
天理大学の信仰サークル「よふぼく会」(藤原一平会長)は3月17日、長年にわたって赤十字事業の発展に貢献したことを称えられ、日本赤十字社から金色有功章を受章。日本赤十字社奈良県支部から感謝状を授与された。
天理大の学生有志で組織されるよふぼく会は昭和21年、「教祖のひながたを慕い、会員相互の信仰向上を目指し、かつ親睦を深めること」を目的に結成。46年から献血推進活動を開始し、約50年にわたって活動を継続してきた。これまでに日本赤十字社銀色有功章や、厚生労働大臣表彰などを受けている。
現在は年2回、学内で献血を実施。毎回、会員らが率先して協力への呼びかけを行っている。
藤原会長(人間関係学科4年・津和地分教会ようぼく)は「現在もこの活動を続けることができているのは、これまでの先輩会員と、参加してくれた多くの学生たちのおかげ。これからも献血が必要な方々のたすけとなるよう、ひのきしんの精神で続けていきたい」と話した。