立教185年4月月次祭 – 新緑潤うなか
教会本部の4月月次祭は26日、中山大亮様祭主のもと、本部神殿で執り行われた。
大亮様は祭文の中で、日夜絶え間なきご守護のもと、成人の歩みを恙なく結構にお連れ通りくださる親神様のご慈愛に御礼申し上げられた。さらに、4月29日に実施される「全教一斉ひのきしんデー」には、親神様の十全のご守護に生かされている喜びを胸に、勇み心いっぱいにひのきしんに励ませていただきたいと述べたうえで、「私どもをはじめ教会長、ようぼく一同は、どのような中でも親神様より日々頂くご守護への感謝を忘れず、日ごろからひのきしんを実践し、にをいがけ、おたすけに邁進させていただく決心でございます」と奏上された。
この後、かぐら・てをどりが陽気に勤められた。
朝から厚い雲に覆われたこの日の親里。時折ぱらつく雨で神苑一帯の新緑が潤うなか、参拝者は一心に「みかぐらうた」を唱和した。
おつとめの後、西田伊太郎・本部員が神殿講話に立った。
西田本部員は講話の中で、中山正善・二代真柱様が提唱された「ようぼくの三信条」の一つ「ひのきしんの態度」に言及。私たちは親神様から体を借りて、日々常々、絶えざる十全のご守護を頂戴して生きているとして、そのご恩に報いる感謝の心や喜びから行動として表れるのがひのきしんであると話した。
そのうえで、ひのきしんに決まった形態や内容はなく、いつでもどこでも行える「神恩報謝の思いからの一人ひとりの実践である」と語った。
最後に西田本部員は、4月29日のひのきしんデーに向けて、「一人ひとりができることを実践し、地域社会に喜びの種を蒔かせていただきたい」と述べ、講話を締めくくった。