親里では、本部在籍者と勤務者、詰所勤務者や修養科生、管内学校の学生・生徒らが天理市内の各所で実動した。
当日、参加者らは本部中庭に集合し、親神様、教祖、祖霊様に礼拝。宮森与一郎内統領から激励を受けた後、それぞれのひのきしんの現場へ向かった。
今回は、コロナ下のため、参加者は教内施設を中心に、さまざまなひのきしんに取り組んだ。
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修養科生317人は、おやさとやかた東左第5棟や第15母屋、西教室(旧別席場)などでクラスごとに実動した。
西教室で仲間たちと窓ガラスや床の拭き掃除に精を出していたのは光武朝規さん(32歳・須光分教会ようぼく)。4月から修養生活が始まったのに合わせて、「おぢばで少しでも伏せ込みひのきしんに努めたい」との思いから、友人と空き時間に本部神殿の回廊でひのきしんを始めた。いまでは、共にひのきしんをする仲間が増え、毎日勇んで取り組んでいるという。
ひのきしんを終えた光武さんは「お借りしている元気な体と、修養科で学ばせていただいていることへの感謝の思いを込めて、丁寧に窓ガラスを磨かせてもらった」と話した。