夫に手料理を批評され、つらい – 人生相談
Q. 料理が得意ではありません。一生懸命に献立を考え、工夫を凝らして作っていますが、毎回、夫に批評されます。苦手なりにも心を込めた手料理に対して、何か言われることが正直つらいです。(20代女性)
A. 結婚して以来、ご主人のために毎日せっせと料理を作っているのですね。よく頑張っておられます。
お手紙からは、どうして料理に苦手意識を持つようになったのかは分かりませんが、献立を考え、調理を工夫するなど、とても几帳面で、何があってもやり通す強い意思を持った方だと感じました。これだけ努力しているのだから、あなたの料理が美味しくないはずはありません。もっと自信を持っていいのではないでしょうか。
さて、ご主人に料理を批評されるのがつらいとおっしゃっています。確かに人の意見はなかなか聞きにくいものですが、だからといって「あなたに、とやかく言われたくない」と殻に閉じこもっていては、悩みの解決にはつながりませんね。
それよりも、一つのお料理を挟んで、あなたとご主人が笑顔で会話する食卓を心がけてみませんか。今日は、どうしてこの献立を選んだのか、どんなところに苦労したのか、時には失敗したことも。ご主人の話をじっくり聞いてみたら、「なーんだ、そうだったのか」と真意が見えるかもしれませんよ。
ふたりのこゝろををさめいよ
(みかぐらうた四下り目二ッ)
なにかのことをもあらはれる
教祖のお言葉に心を寄せれば、きっと良き道が開けてきます。
回答者:吉福 多恵子(濃飛分教会前会長夫人)