少年ひのきしん隊50周年 全支部育成委員長講習会 – 少年会
道の子を育てる決意新たに
少年会本部(西田伊作委員長)は5月25日、「少年ひのきしん隊50周年 全支部育成委員長講習会」を本部第2食堂で開催。教区団団長や支部育成委員長、少年ひのきしん隊教区担当者らが参加した。
昭和47年、「少年ひのきしん隊支部結成」が打ち出され、各地で少年ひのきしん隊が結成。以後、地域に根ざしたひのきしん活動を通じて、わかぎ(中学生)世代の育成を目指してきた。
また、本部練成会では、「人のため つくすよろこび ひろげよう」を合言葉に、夏のおぢばで仲間と共に規律正しい合宿生活を送りながら、ひのきしんの喜びを味わい、道の子としての態度を身に付けるよう促してきた。
少年会では、少年ひのきしん隊50周年の節目に、原点に立ち返り、活動のあり方を再確認しようと、「教区・支部におけるひのきしん活動の推進――わかぎをはじめ、少年会員にひのきしんの喜びを」と掲げ、活動の推進と内容の充実に向けて取り組みを進めている。
コロナ下で活動が制限されるなか、今年も「夏休みこどもひのきしん」を提唱。また7、8の両月を「全支部ひのきしん強調月」と定め、わかぎ層をはじめ少年会員にひのきしんの喜びを伝えるべく、活動の全支部実施を推進している。さらに、今年は親里で「少年ひのきしん隊本部練成会」も開催する予定だ。
地域での活動を推進
講習会の席上、西田委員長があいさつに立った。
西田委員長は「この節目の年に、地域に根ざしたひのきしん活動を通じて、わかぎの育成という、少年ひのきしん隊の支部結成に至った元にしっかりと立ち返らせていただきたい。そして、これを契機とし、子供たちが仲間と共にひのきしんに励む場を継続して持てるようにしたい」と述べた。
そのうえで、「地域でのひのきしん活動を推進していくためには、支部育成委員長の動きが要になってくる。この講習会が、これからの活動の一つの糧になれば」と話した。
この後、中川徳弘・生駒大教会長が「地域活動の役割と重要性」と題して講話を行った。さらに、支部活動発表として、埼玉教区むさし中央支部育成委員長の坂本栄治さんと、鳥取教区西部支部育成委員長の小松原成人さんが、教会おとまり会やひのきしんなど地域での取り組みについて、それぞれ紹介した。
最後に、少年会制作のビデオ「少年ひのきしん隊50周年――”人のためつくすよろこび”の実動を目指して」が上映された。
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なお、ビデオ「少年ひのきしん隊50周年」が視聴できます。