天理時報オンライン

出来事を上手に受けとめいいことずくめの一年に


新しい年が明けると、多くの人が初詣に出かけ、「今年一年が良い年でありますように」と神仏に祈ります。とはいえ、昨年一年を振り返ってみて、良い年だったと思えた人は、どれくらいいるでしょうか。

良いことが起こるか悪いことが起こるか、先の運は、神様のみが知るところかもしれません。けれども人間の努力によっては、良いほうに近づけられることもあります。なぜなら、起こってきた出来事が良かったのか悪かったのか、判断するのは自分自身だからです。

一見、悪い出来事と思えることも、受けとめ方や対応の仕方で、良い出来事に変えることができます。たとえば、病気をしたおかげで健康のありがたさや人の優しさが分かった。仕事上のトラブルも、みんなで協力して対応し職場の絆が強まった、というように。

そこで、今年は神様に「良い受けとめ方ができますように」とお願いしてみてはどうでしょうか。皆さんにとって今年一年が、いいことずくめの良い年になりますように。