西方敬子(52歳・東京都江戸川区)
先日、同居している娘が新型コロナウイルスに感染しました。
当時、東京では連日2万人もの感染者が出ていました。そのため娘は、なかなか治療を受けられませんでした。
発熱などの症状に苦しむ娘。その様子に、居ても立ってもいられず、医療従事者の方々への不足を、つい口にしてしまいました。
すると夫が「頑張ってくれている方に不足するのは良くないよ」と。そのひと言で、相手の立場に立って考えることを忘れてしまっていたことに気づかされたのです。
医療従事者の方々は連日たくさんの患者さんの対応に忙殺されているはず。お道を信仰しているにもかかわらず、感謝の心を忘れてしまっていたことを深く反省しました。
こうした経験から、どんなときも感謝して通ることが大切だと、あらためて学ぶことができました。
その後、娘は順調に回復。家庭内で感染が広がることもなく、無事にご守護いただけたことを親神様に御礼申し上げました。
今後は、何ごとにも不足の心づかいをせず、感謝の心で通らせていただきたいと思います。