この秋、天理図書館(安藤正治館長)は、開館92周年記念展「中国古典名品展」を天理参考館企画展示室で開催する。
今展では、天理図書館が所蔵する中国の古典約10万冊の中から、国宝・重要文化財を含む選りすぐりの名品を展示。古写本や、宋・元・明・清時代の唐本などを時代ごとに並べ軌跡をたどる。
中国の古典は、戦乱や禁書により、中国では伝存しないものが少なくない。そのような危機を乗り越え大切に伝えられてきた貴重な書物の数々を鑑賞できる。
「名品展」は今年5月から6月にかけて、天理ギャラリー(東京天理ビル)を会場に開催され好評を得た。今回、その展示に国宝1点・重要文化財4点を含む10点を加えた40点の貴重書が展示される。
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会期は10月25日(火)から11月28日(月)まで(休館日は11月1、8、15、22日)。開館時間は午前9時30分~午後4時30分(入館は午後4時まで)。会場は天理参考館企画展示室。
詳しくは天理図書館ホームページへ。