ハワイのソフトボールチームが親里へ “人のために尽くす姿勢”に心打たれ
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ホノルル港教会の岩田タッド教司会長が引率
ハワイ大学ヒロ校のソフトボールチームの選手とコーチら26人が3月29日から4月2日にかけて、ホノルル港教会の岩田タッド教司会長(49歳)らの引率で親里を訪れた。一行は、管内学校のソフトボール部員との交流試合で汗を流したほか、学生・生徒との交流や宿泊先の詰所でのひのきしんなどを通じて、“人のために尽くす心”を育んだ。
「ナイスプレー!」「レッツゴー!」
30日午後、天理大学体育学部のグラウンドで、ヒロ校のソフトボールチームと天理高校ソフトボール部による交流試合が行われた。春の陽光が差すグラウンドに、相手チームの好プレーを称える爽やかな声が響く。
元阪神・オルセン氏全面協力のもと実現
かねてハワイと親里の学生・生徒が交流する機会を設けてきた岩田会長は2年前、自教会につながる信者を通じて、1983年から84年にかけて阪神タイガースで投手としてプレーしたリチャード・オルセン氏(68歳)と知り合った。プロ野球引退後、指導者として後進の育成に注力していたオルセン氏は、地元ハワイのトップチームを連れて来日し、各地の高校野球チームと交流試合を重ねていた。
こうしたなか、昨年3月、岩田会長の提案でオルセン氏が初めて天理を訪問。本部神殿で参拝し、親里野球場を視察する中で、その雰囲気や充実した施設に感銘を受けたオルセン氏は、「ハワイの高校野球界の発展に必要なのは、おぢばでの体験だ」と感じたという。
その後、岩田会長とオルセン氏はハワイの高校球児と管内学校の野球部の交流会を共同で企画。昨年6月に実施し、好評を博した。
後日、関係者から親里での“スペシャルな体験”を聞いたヒロ校のソフトボールチームが、岩田会長に天理行きを打診。これを受け、オルセン氏の全面協力のもと来訪が実現した。
一手一つの精神から感謝と喜びの心育み
29日に来日した一行は、翌30日に本部神殿で参拝。その後、天理高・天理大のソフトボール部と交流試合を行った。
試合は、永尾比奈夫・天理大学学長とオルセン氏による始球式で幕開け。選手たちは日ごろの練習の成果を発揮しようと、はつらつとプレーした。夜には、宿泊先の防府詰所で天理大ソフトボール部の選手との交流会が持たれた。
天理大生とジェスチャーを交えながら談笑していたのは、シェノア・カイングリットさん(21歳)。「どんな試合でもお互いをリスペクトして、明るく笑顔で仲間を応援する天理の選手たちの姿勢に感動した。今回の体験を決して忘れることなく、帰国後も人を思いやる心を大切にしたい」と笑顔を見せた。
オルセン氏は「陽気ぐらしの教えに基づいた、おぢばの人たちの“人のために尽くす姿勢”に、いつも心打たれる。ハワイの選手にも『相手のために何ができるか』と考えて行動する姿が見られ、成長を感じた。今後もハワイとおぢばの子供たちを結ぶ“懸け橋”として、かけがえのない体験を広げていきたい」と話した。
期間中、ヒロ校の学生たちは、防府詰所でトイレや食堂の掃除などのひのきしんに勤しんだ。
岩田会長は「おぢばで一手一つの精神を学ぶ中で、選手やコーチたちは感謝と喜びの心を育んでくれたと思う。今回得た気づきを一人ひとりが実践し、チームの成長の糧にしてもらえることを期待したい」と語った。













