布教部布教二課(冨松基成課長)は9月26日午後、「にをいがけ研修会」をおやさとやかた東右第1棟で開催、22人が参加した。これは、にをいがけの本番を想定した戸別訪問や路傍講演、チラシ配りの実践を通して、ようぼく・信者の布教活動を後押しすることを目的に、5年前から開かれているもの。
当日は、にをいがけ実動に向けたさまざまなワークを体験できる五つのコースを準備。参加者は、その中から二つのコースに取り組んだ。
その一つ、「チラシを読んで出かけよう・カードでにをいがけ」は、用意されたチラシやカードを用いながら、自分の思いや考えを伝える力を養おうというもの。参加者は、チラシの内容を10秒以内にまとめて発表したほか、専用のカードを使ってチラシを手渡しするときや訪問を断られたときのシミュレーションを重ねた。
参加者の一人、髙橋ひろみさん(53歳・船三咲分教会教人・天理市)は、4年前からポスティングや路傍講演などを地道に続けている。「研修会では、初歩的な事前準備から実践的な対応まで、丁寧に教わることができた。また、目標を持って教祖140年祭の年祭活動へ向かおうとしている人たちと出会い、大きな勇みをもらった。今回学んだことを生かし、いままでよりも一歩踏み込んだにをいがけを意識していきたい」と語った。