香川の末浪佑絃選手
先ごろ阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で行われた第103回「全国高校野球選手権大会」では、香川県代表の高松商業高校の一員として、末浪匡人さん(43歳・中通分教会ようぼく)、真希さん(43歳・同)夫妻の長男である末浪佑絃選手(3年・二塁手)がベンチ入りし、ベスト16入りに貢献した。
末浪選手は、天理中学校野球部出身。高校から親元を離れ、高松商での甲子園出場を目指した。
香川県予選では、レギュラーとして全試合に出場。打率4割を超える活躍で、チームの2年連続21回目の甲子園出場に貢献した。
2回戦から出場となった高松商は作新学院高校(栃木)と対戦。初回、末浪選手の正確な捕球からのダブルプレーでピンチを切り抜けると、その後、高松商の打線が爆発。10‐7で勝利し、夏の甲子園25年ぶりの白星を挙げた。
続く3回戦では、智辯和歌山高校と対戦。1‐5とリードされたまま迎えた最終回では、2アウトから末浪選手がチャンスをつくるも一歩及ばず。3‐5で敗退し、ベスト16となった。
(山口・吉村社友情報提供)