今年も変わらぬ豊かな実り – 本部稲刈り
2021年11月3日
その他 親里の秋恒例の本部「稲刈り」は10月23日、天理高校農事部杣之内農場で行われた。この伝統行事は、「おふでさき」などの原典に見られる、農事に例えた教えを肌で味わおうという中山正善・二代真柱様の思いから昭和12年に始まったもの。
今夏は、活発な前線が長く本州付近に停滞。その影響から、西日本から東日本にかけて真夏としては異例の長雨となり、例年以上の雨量を記録した。
親里でも長雨による作柄への影響が心配されたが、農事部の生徒たちの日ごろの丹精もあり、例年並みの豊かな実りがもたらされた。
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爽やかな秋晴れとなったこの日の親里。
午前10時すぎ、真柱様ご家族がご到着。真柱様が近くからご覧になるなか、はるえ様、大亮様とご家族は、本部在籍者や勤務者、学校関係者らと共に、鎌を手に稲田へ入られた。
はるえ様と大亮様ご夫妻は、関係者ら約150人と共に、たわわに実った稲穂の束に鎌を入れられた。約1時間ほどで1反5畝(約15アール)の田から約12俵分(約700キロ)の米が収穫された。
この後、はるえ様、大亮様とご家族は隣接する畑へ。農事部の生徒らと共にスコップを使ってサツマイモを収穫された。
一方、農事部の生徒らは、刈り取った稲を麻ひもで数株ずつ束ねて縛り、稲架に掛けていった。
収穫された米は、この後、10日ほど天日干しされ、脱穀と籾摺りを経て、教会本部へお供えされる。
本部稲刈りの様子が視聴できます