おやのことば・おやのこころ(2021年12月1日号)
いまゝでと心しいかりいれかへて
「おふでさき」十一号53
よふきつくめの心なるよふ

イチョウの黄葉が舞うなか、今朝も歩いて長女を保育園へ送りに行きました。移りゆく晩秋の景色を眺めながら、手をつないで一緒に歌を歌ったりして親子で楽しく通う毎日です。
「行ってきます。タッチ!」
保育園に着くと、長女は必ずそう言って手を合わせてきます。出発前にぐずったり、急にふてくされたりする日もありますが、この決め事を行うことで、幼心に気持ちを切り替えているのか、元気良く「おはよう」とあいさつをして、教室の友達の輪に入っていきます。手と手がパチンと合わさる瞬間、今日も一日頑張ろうという“心のスイッチ”がオンになるのかもしれません。
こうして気持ちを切り替えるように、教祖は、私たち人間が心を入れ替え、陽気づくめの毎日を送ることをお望みくださっていると思うのです。“陽気ぐらしのスイッチ”がオンになれば、きっと笑顔あふれるたすけ合いの輪が周囲に広がることでしょう。果たして今日の自分のスイッチは、どんな入り具合だったでしょうか。
ところで先日、第3子となる長男が誕生しました。実を言うと、長女の送迎は身重の妻に代わって最近始めたばかりで、妻の退院後は、長女の希望もあってお役御免となります。それを思うと、なんだか寂しくなってきます。朝のタッチで心のスイッチがオンになっていたのは、どうやら私のほうだったようです。
(お)