新春歌壇(2026年1月7日号)– 植田珠實選
雲の間にやうやく輝く初日の出 この世の平穏ただに祈るも福山市 藤井光子 神苑の花さきさかり神殿にむかひてあゆむ年祭の旬高槻市 石田たまの 注連縄を父より受け継ぎ新藁を息子は綯いて新年飾る鳥取市 西村節・・・
雲の間にやうやく輝く初日の出 この世の平穏ただに祈るも福山市 藤井光子 神苑の花さきさかり神殿にむかひてあゆむ年祭の旬高槻市 石田たまの 注連縄を父より受け継ぎ新藁を息子は綯いて新年飾る鳥取市 西村節・・・
年祭を迎える鼓動明の春豊川市 菊地美智代 千秋の思い抱きて年新た和歌山市 西澤喜久治 おぢばとは永久に恵方や手を合わす札幌市 田森つとむ 「かりもの」の教理第一初づとめ横浜市 番屋達也 東雲の雪原蹴立・・・
信仰初代の岩井敏子さん83歳・東神田大教会教人・大阪市 「教祖、ありがとうございます――」。自らの命をたすけられた恩に報いるべく、教祖をひたすら慕って、人だすけに奔走するようぼくがいる。信仰初代の岩井・・・
建設、サービス、メディア――。日夜、さまざまな分野で教えを胸に、その力を発揮し、活躍を続けるようぼくがいる。ここでは、業界の第一線で躍動し、世界に目を向け、新たなステージへ挑む“道の経営者”2氏を紹介・・・
そっちで力を入れたら、神も力を入れるのやで。 「『稿本天理教教祖伝逸話篇』174「そっちで力をゆるめたら」 年の瀬のある夜、少年会員のことで母親から連絡がありました。 通院で帰宅が遅くなり、教会の学習・・・
教祖が現身をもって過ごされていた当時、人々が教祖に対して抱いた印象を、『稿本天理教教祖伝』では、次のように記している。 教祖にお目に掛る迄は、あれも尋ね、これも伺おうと思うて心積りしていた人々も、さて・・・
誰彼の別なく声をかけ、教えを伝えたタカ。後年、シンガポール「新嘉坡を根拠として、マレー馬來半島、スマトラ、ボルネオ、フィリピン群島から遠く南洋諸島へ道をつけたいと神様に願っています」と将来の夢を語った・・・
歯医者へはつい足が遠のいてしまう。半年に一回は通ってクリーニングと検査をするのがいいとされるが、時期が来ても「まあ、そのうち」。日頃しっかりケアしていれば、虫歯にはそうそうなるまいと、希望的な観測のも・・・
成るもいんねん成らんもいんねんなら是非は無い、と言えば、どうもならん。 「おさしづ」明治36年12月22日 歳末になると思い出す言葉があります。それはまだ私が学生だったころのことです。 「年の瀬は用心・・・
知り合いの教会長夫人から「最近、教祖は教会をお許しになってはいなかったと主張する若い子がいるのですが、どう思いますか?」と尋ねられたので、「多分その根拠は教祖伝でしょう。決して、そのようには書かれてい・・・
Q. 親から「30歳までに結婚しなさい」と繰り返し言われることがつらいです。私としては、いまは結婚を考えていないので、親との意見の衝突に、内心疲れきっています。この気持ちを、どう整理すればいいでしょう・・・
豪放磊落な性格で、波乱万丈の半生を送ったタカ。本人いわく、結婚歴は7回半で、「半とは、結納は受け取ったが嫁にいかなかった」と笑って話した、との記録もあるという 今回紹介するのは、板倉タカです。明治元(・・・
「お父さん、トイレに連れてって」。私は眠気と必死に戦い、娘を抱えて廊下を走ります。娘もまた、恐怖と戦っていました。どうやら夜の廊下には、彼女にしか見えない何かが潜んでいるようです。 子供たちは最近、ア・・・
三ニ さんざいこゝろをさだめ 「みかぐらうた」一下り目 5歳の娘はミカンが大好物です。一人で器用に皮をむき、「おいしいから、お父さんも食べて」と手渡してくれた果実をほおばると、優しい甘みが口に広がりま・・・
日本は山林や森に囲まれた自然環境が豊かな国である。しかし近年、木の実が凶作になり、熊の人里への徘徊が極端に増え、人と遭遇することで人的な被害が増えているという、痛ましいニュースが後を絶たない。森に生き・・・
Q. 先日、夫が私に内緒で勤め先から独立していたことが分かりました。「家族のために収入を増やしたいと思った」とのことですが、事前に相談せず勝手に決断したことに不信感が募り、将来が不安です。今後、どのよ・・・
江戸時代から明治時代中ごろにかけて、綿作が盛んだった奈良盆地。20年近く綿の自家栽培に取り組む筆者が、季節を追って、種蒔きから収穫・加工に至るまでの各工程を紹介する。 綿繰りを経て実綿から取り出された・・・
朝夕の冷え込みが厳しくなってきました。秋を通り越して、冬が急に訪れたように感じるのは、きっと私だけではないはずです。最近では、日本は四季から二季へと気候が変化しつつある、という主張も耳にするようになり・・・
教祖140年祭へ向かう三年千日の3年目が終盤を迎えた。各地では、“締めくくり”の実動にさらなる拍車を掛けようと、さまざまな活動が展開されている。ここでは、2支部の布教活動を紹介する。 駅を拠点に路傍講・・・
一代より二代、二代より三代と理が深くなるねで。 「『稿本天理教教祖伝逸話篇』90「一代より二代」 立冬を過ぎ、朝夕の冷え込みが厳しくなってきました。昔の暦では秋分を秋の中心、冬至を冬の中心と考えたので・・・