命に関わる大節の先に – 道を楽しむ3
長男が重度の熱中症になったのは7年前の夏だった。岩手県でも37度を超える猛暑日、高校の剣道の部活動中に倒れたのだ。市内の総合病院へ運ばれるが処置できぬほどの重体。すぐに高度救命救急センターへ搬送された・・・
長男が重度の熱中症になったのは7年前の夏だった。岩手県でも37度を超える猛暑日、高校の剣道の部活動中に倒れたのだ。市内の総合病院へ運ばれるが処置できぬほどの重体。すぐに高度救命救急センターへ搬送された・・・
物は大切にしなされや。生かして使いなされや。すべてが、神様からのお与えものやで。 『稿本天理教教祖伝逸話篇』138「物は大切に」 毎月、教会月次祭の日の夕方に、妻と二人で近所にお下がりを配っています。・・・
チャット型のメッセージをやりとりする機会が増えるなか、「おじさん構文」と呼ばれるものがあるそうだ。1.絵文字を多用し、句点が多い 2.唐突なカタカナや自分語りが入る 3.長文になりがち――という特徴が・・・
私たちは、この信仰の先に何を見るのだろう? 信仰が報われたと感じるのは何によってだろう? 「ご守護」だろうか。「奇跡」だろうか。 2007年、がんのため24歳で生涯を閉じた女性の最後の1カ月間を収めた・・・
86年前の教祖50年祭に参集した教友は、教祖を慕ってにをいがけ・おたすけに歩んだ5年間を胸に勇み立っていた。「八百萬の本教教信徒が五ヶ年間躍進の目標とし、燦然として輝いていた待望の教祖五十年祭大祭典は・・・
久々に天理市を訪れて、コラム「手嶋龍一のグローバルアイ」を読み、感想を寄せてくださる方々と「危機の時代をいかに生き抜き、日本はどんな役割を果たすべきか」について直に語りかける機会を得た。会場に来られな・・・
一ッ ひとのこゝろといふものハ うたがひぶかいものなるぞ 「みかぐらうた」六下り目 8月末から1週間、海外出張でタイ王国を訪問しました。3年ぶりの海外渡航に心の高鳴りを覚える一方で、コロナ下のさま・・・
牡丹の花の季節に、教祖が差し出された片袖に顔をつけると、見渡す限り一面の綺麗な牡丹の花盛りを見せられた、という逸話がある(『稿本天理教教祖伝逸話篇』76「牡丹の花盛り」)。これは教祖の自由自在のお働き・・・
Q. 義母が頻繁に電話をかけてきては、3歳の娘の教育方針や食事内容に口出しをしてきます。正直、疎ましく思っているのですが、夫は「善意で言ってくれているんだから」と、聞く耳を持ちません。我慢するしかない・・・
佐助は東京へ、さとは笠岡へ 明治18年7月24日、洪水で出発を延ばしていた上原佐助は、赤衣を捧持し、着の身着のままで東京へ出発しました。しかし、東京に着くなり、腹部に大きな腫れ物ができて、碇清水で勤め・・・
薩摩(現在の鹿児島県)から日本中へ普及した「サツマイモ」。天候不順に強く、栄養価に優れ、保存もきくので、江戸時代から近現代に至るまで、人々を飢えから救う貴重な食糧源となりました。実は、サツマイモを中国・・・
第970期 バシュール紗織さん 30歳・フランス・黎明分教会所属 6年前、フランス人の夫と結婚して間もないころ「パニック障害」と診断されました。いつ発作が起こるか分からず、薬を服用しながら生活していま・・・
立教からおよそ10年。「貧に落ち切れ」との親神様の思召により、教祖は中山家の家財道具を施し尽くし、日々の暮らしぶりは赤貧洗うがごとしであった。その振る舞いは世間の嘲笑の的となり、一時は誰も中山家に寄り・・・
夏休みになると、日に何人かの子どもたちが「えほんの郷」を訪れるようになった。一人でやって来る子もいれば、絵本好きの親に連れてこられる子もいる。懐かしがって古い絵本を手に取る母親の傍らで、息子はスマホで・・・
安倍元首相の銃撃事件以降、にわかに「政治と宗教」の問題が浮上した。 そもそも「政治と宗教」が“問題”として認識されるのは、「近代」以降の――つまり「西洋」型――社会に特有の現象である。今日の世界情勢で・・・
Q. 何か困ったことがあると、すぐに親に助けを求める女性の友人がいます。成人しても親に甘える姿が子供っぽく見えるためか、つい冷たく接してしまいます。どうすれば、友人との付き合いを上手に続けることができ・・・
この道は、教祖お一人から始まり、数多くの先人たちがにをいがけ・おたすけに尽くし運んだ道があって、いまを生きる私たちへとつながっています。ここでは、この道のようぼくとして「おたすけ」に生きた女性を取り上・・・
せかいぢうみな一れつハすみきりてよふきづくめにくらす事なら 「おふでさき」七号109 芸術の秋を少し先取りして、8月末、天理教音楽研究会オーケストラの定期演奏会に出演しました。この日に向け、数年ぶりに・・・
保苅青年の運転する小型トラックが農場に帰ってきた。荷台には鶏糞が積まれている。カンが卵を仕入れている養鶏場からもらってきたものだ。豆腐屋やスーパーマーケットからもらってきた豆腐のカスや米ぬかなどを加え・・・
絵筆を通じて、をやの尊い世界観を世の中へ伝えたい――。 日本画家の村田和香さん(66歳・所澤市分教会長夫人・埼玉県所沢市)は、これまで教内出版物のイラストや挿絵を数多く手がけてきた。また、教内外の美術・・・