天理時報2021年2月7日号3面
社協の要請受け豪雪地へ災救隊新潟教区隊昨年末からの大寒波に見舞われるなか、東北、中部地方の日本海側では、大雪の影響で交通機関の乱れや事故などが相次いだ。新潟県南魚沼市社会福祉協議会(=社協)から要請を受けた災害救援ひのきしん隊(=災救隊・田中勇文本部長)新潟教区隊(吉澤清人隊長)は、昨年12月1日から今年1月18日にかけて、同市をはじめ県内各地へ出動。全5次隊、延べ66人が家屋などの除雪作業に力を尽くした。昨年12月中旬、冬型の気圧配置が強まり、新潟県は記録的な大雪。一部地域では、記録的早さで雪が降り積もったことで家屋が倒壊したほか、関越自動車道では一時、約2千台が立ち往生するなど、大規模な雪害をもたらした。新潟教区隊は、昭和4年に結成されて以来、新潟中越沖地震や新潟・福島豪雨などの大規模災害の際に、自治体と連携して被災地の復旧・復興活動に従事。平時から自治体と連携し、毎年訓練を続けてきた。昨夏には、南魚沼市社協との合同訓練を計画し、折衝を重ねていたが、コロナ禍の影響で中止に。こうしたなか今回の雪害が発生。同市社協と連携して情報収集に当たったうえで、正式に出動要請を受けた。被災者に心を配り昨年12月1日、第1次隊12人が南魚沼市内の民家などへ出動。隊員たちは、豪雪によって立ち往生する可能性も考え、食料やガソリンを多めに蓄えて現場へ向かった。支部管内の2カ所の教会で作業した後、同市内の民家へ。スコップとスノーダンプを用いて屋根の雪を下ろし、玄関前を塞ぐ、高さ2材にもなる雪壁を撤去した。その後、12月23日にも社協の要請を受け、第2次隊16人が出動。雪の重みで倒壊の恐れのある住宅や、高く積もった雪の影響で外へ出られなくなった住宅など、全6軒の民家で除雪作業に当たった。さらに、管内の各支部の要請を受け、1月5日に第3次隊が小千谷市へ、12日に第4次隊が十日町市へ出動。延べ156人の隊員が、4カ所の教会で除雪作業を行った。1月16日には、第5次隊2人が、管内の3教会1布教所へ赴いた。南魚沼市社協の若月翔太・地域福祉係ボランティアコーディネーター(3歳)は「タイトなスケジュールのなか駆けつけてくださったことに、感謝の思いしかない。また、現場での下準備や言葉がけなどの心配りに感銘を受けた。今後もなお一層連携を強めていき、災害対策や救援活動のうえに協力をお願いしたい」とコメントした。吉澤隊長(46歳)は「作業した家屋の住民の方が、除雪できたことで、胸を撫でおろして喜んでくださった。これからも地域の人に喜んでもらえるよう、社協と連携を図りながら、救援活動を展開していきたい」と話した。スノーダンプを用いて除雪する新潟教区隊の隊員たち昨年12月23日、新潟県南魚沼市で)【リレーエッセー教えのことばに導かれ最終回「つくし・はこび」積み重ねた真実の心で大難小難に和田幸晴眞隆分教会長数年前のこと。大阪にある私どもの教会の秋季大祭に、横浜から車で参拝された子供連れの母親が、その日のうちに帰途に就いた。相当疲れていたのであろう。真夜中の新東名のトンネルのなか、ほんの一瞬、目をつぶってしまい、気がつけば猛スピードで前の車に激突する間際。寸前で急ブレーキをかけたがタイヤがロックされ、追い越し車線側の壁に激しく接触した。しかし、前の車への追突は免れ、奇跡的にたすかった。「早く連絡を」と思ったが、携帯電話の電源が切れていたので、走行車線側の非常用電話から連絡したところ、「警察が到着するまで、絶対に車に戻ってはいけない」と指示された。高速道路を横断して車にはねられる死亡事故が多いからだ。車内には、幼い子供たちが残ったまま。後続の車やトラックに追突されないかと、彼女は不安で生きた心地がしなかったという。追い越し車線で長く止まっていたにもかかわらず、結局、追突されることなく、母親も子供たちも無事にお連れ通りいただいた。駆けつけた担当者は、タイヤの痕跡や周囲の状況を調べて、「こんなことはあり得ない。「奇跡だ」と感心していたそうだ。人間の運命はタイミング一つで大きく左右される。この事故でも、あり得ないような絶妙なタイミングでたすけられ、大切な命をつないでいただいた。下ちょうだい思議なご守護を頂戴した根底には、彼女が長年にわたって積み重ねてきた「つくし・はこび」の真実があった。彼女は家計をやりくりしながら、お供えを月々欠かさず教会へ送っている。しかもそこに、親神様のご守護に心から感謝を捧げる喜びに満ちた手紙を添えている。また子供たちは、教会の鼓笛隊に参加している。普段は彼女が教材を使って子供たちを指導している。そのうえで「こどもおぢばがえり」に合流し、「鼓笛お供演奏」や「鼓笛オンパレード」に出演して、感動を共にしている。このように、物理的に離れてはいるが、心は常に教会につながっているのだ。さらに、信仰の喜びを伝えたいとの彼女の思いは、確実に子供たちに伝わっているように思う。こうした真実の心〟を親神様がお受け取りくださり、大惨事になりかねなかった大難を、小難で済むご守護として、お返しくだされたと確信した。「つくし・はこび」を含め、あらゆるお道の御用を勤めることは、真実を込めたかけがえのない時間をお供えしていることになる。親神様・教祖にお喜びいただけるよう、これからもお導き通りに歩ませていただきたい。真実の限り心を尽くし、身を運ぶこと。たとえば、働きの結晶であり、「二の切り」とも教えられる金銭を、感謝の思いを込めてお供えする、また参拝やひのきしんのために教会へ足を運ぶことなどを指す。その金銭や行動に添えられた真実の心を親神様が受け取られ、さらに大きな喜びとしてお返しくださる。列島縦断ニュース□少年会ロ親子ひのきしんスマイルデー京都・舞鶴支部[京都・荒木社友〕舞鶴支部少年会(水嶋尊義育成委員長)は昨年1月2日、「親子ひのきしんスマイルデー」を実施、育成会員を含む3人が参加した。当日は、舞鶴市の舞鶴赤れんがパークを起点に、倉庫群周辺や国道7号沿いの歩道で清掃作業。参加者は寒さをいとわず、落ちているごみを丹念に拾い集めた。ひのきしん終了後は、お楽しみ行事として市内の映画館で『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』を観賞した。□献血□正月献血ひのきしん奈良教区[奈良・村上社友〕奈良教区献血推進委員会(岡本善弘委員長)は1月6日、親里で恒例の「正月献血ひのきしん」を実施した。同教区は毎年、本部お節会期間中に会場付近で献血活動を行っているが、今年は初めて教務支庁会場に設定。新型コロナウイルスの感染予防対策を講じて実施することを決め、教区管内に通知し、協力を求めた。当日は寒さ厳しいなか、6人が受け付けし、58人(200㎡2人、58人)が献血に協力。また、教区スタッフ2人が運営協力に当たった。なお同委員会では、今後も献血活動を通じておたすけの輪が一層広がるよう、活発な活動の推進方法を模索している。新春献血デー石川教区[石川山村社友〕石川教区(角居雅一教区長)は1月17日、金沢市の県赤十字血液センター献血ルーム「くらつき」で、恒例の「新春献血デー」を実施した。当日は、専用の受付を設け、予約した参加者が時間ごとに来所。88人が受け付けし、58人(20㎡3人、0733人、成分2人)が献血に協力した。とりわけ今年は、新型コロナウイルスの影響で献血者が激減しており、さらには記録的な大雪で交通網に影響が及ぶ中での実施となったが、数多くの参加者があり、同センターから大変喜ばれた。口雅楽口震災追悼雅楽演奏兵庫・灘支部〔兵庫・阪本社友〕灘支部(岡田秀教支部長)は1月17日、神戸市で第2回「阪神・淡路大震災追悼雅楽演奏」を実施した。当日は、楽人・スタッフら2人が参加。管内3カ所にある鎮魂碑慰霊碑の前で管絃『越殿楽』『陪臚』を演奏した。荘重な雅の調べに、思わず足を止めて聴き入る人の姿も見られた。なお、今年は緊急事態宣言の発出中とあり、楽人同士の間隔を開け、立った状態で演奏したほか、演奏しながら移動する「道楽」を取りやめるなど、新型コロナウイルス感染防止対策を講じた。世話人変更名東大教会吉川万寿彦|麹町大教会久保善平東愛大教会永尾教昭西宮大教会西浦忠一池田大教会増野正俊高岡大教会永尾洋夫中津大教会前川治夫岡大教会宮森与一郎洲本大教会井筒梅夫|上之郷大教会田中善吉府内大教会中山慶純南大教会鹿尾辰文京城大教会仲野芳行青野原分教会吉川万寿彦鍛冶惣分教会松村登美和|崇文分教会山本忠治尾張分教会宮森与一郎濃飛分教会髙井久太郎大和眞分教会永尾洋夫立教16年2月1日内統領室新任治道大教会長に矢追雄蔵氏1月26日のお運びで、治道大教会(奈良市今市町番地の1)の5代会長に矢追雄蔵氏(36歳)がお許しを頂いた。【矢追氏略歴】昭和58年9月12日生まれ。平成15年1月1日おさづけの理拝戴。24年天理教校本科卒業。2年青年会治道分会委員長。令和元年青年会本部委員長。就任奉告祭は4月24日。城内恭子さん(じょうない・きょうこ=%8歳・南海大・常東分教会長)11月2日出直された。大教会婦人を務めた。茨城教区。中家チヱノさん(なかや・ちえの=98歳・中河大・泉河南分教会長)11月26日出直された。大阪教区。樋口佐友さん(ひぐち・さとも=3歳・日本橋大・多胡分教会長)12月2日出直された。多野支部長を務めた。群馬教区。持田茂美さん(5歳・淺草大・東神里分教会長夫人)1月4日出直された。民生・児童委員を務めた。神奈川教区。氏家幸衛さん(うじいえゆきえ=5歳・本荏大・本原松分教会前会長)1月1日出直された。大教会役員、同会計部長、詰所主任を務めた。茨城教区。山田敏夫さん(10歳・岐美大・武藝分教会前会長)1月12日出直された。本部詰員、大教会役員、教区主事、旧岐北支部長を務めた。岐阜教区。村上房重さん(むらかみ.ふさしげ=55歳・高松大・讃濱分教会長)1月12日出直された。本部詰員、大教会責任役員、同布教部長、同会計部長、教区主事、同広報部長、同輸送部長、高松東支部長、地方委員、道友社教区代表社友を務めた。香川教区。片山茂喜さん(かたやま・しげき=2歳・敷島大・愛濱分教会前会長)1月212日出直された。松山西支部長を務めた。愛媛教区。山下順さん(やました・としこ=960歳・敷島大・郡始分教会前会長夫人)月13日出直された。奈良教区。齋藤美代子さん(9歳・撫養大・川内分教会前会長夫人)1月13日出直された。徳島教区。山田佳子さん(7歳・秩父大・舞水分教会長夫人)1月13日出直された。神奈川教区。増田功一さん(18歳・髙安大・南増分教会長)1月13日出直された。地方委員を務めた。東京教区。三尾時彦さん(みお・ときひこ=30歳・岐美大・北恵那分教会前会長)1月14日出直された。岐阜教区。高見誠治さん(たかみ・せいじ=8歳・中和大・奈和重分教会前会長)1月15日出直された。三重教区。内山さわさん(9歳・日光大・東豊岡分教会長)-月16日出直された。千葉教区。鈴木勝三さん(16歳・東愛大・東知分教会長)1月16日出直された。愛知教区。細見アサエさん(5歳・山國大・天莵分教会前会長夫人)1月17日出直された。大教会婦人、睦郷分教会長、民生・児童委員を務めた。京都教区。岸本雅巳さん(きしもと・まさみ=9歳・大原大・浜湖月分教会前会長)1月17日出直された。長浜観光協会会長、県旅館ホテル生活衛生同業組合理事長、県調理短期大学校校長(初代)などを務めた。滋賀教区。神前靖子さん(こうざき・やすこ=88歳・南海大・紀ノ華分教会長)1月17日出直された。和歌山教区。吉田泰三さん(よしだ・やすぞう=5歳・水口大・鹿深分教会長)1月17日出直された。滋賀教区。井口吉一さん(いぐち・よしかず=27歳・東大・東吉川分教会長)1月1日出直された。災救隊教区隊副隊長を務めた。静岡教区。北嶋實美さん(きたじま・さねよし=33歳・香川大・若宮分教会前会長)1月20日出直された。本部詰員、大教会役員、詰所主任を務めた。香川教区。和田幸子さん(わだ・さちこ=33歳・髙安大・眞隆分教会前会長夫人)1月20日出直された。民生・児童委員を務めた。大阪教区。点字文庫のご案内視覚障害者への文書伝道を目指す「天理教点字文庫」では、原典や教内刊行物などの点字図書・録音図書の製作・貸出を行っています。ご利用の際は、お気軽に点字文庫までご連絡ください。布教部社会福祉課「天理教点字文庫」TEL0743-63-6162FAX0743-85-6340陽気ぐらしのヒント人生相談4歳の息子のこだわりを緩和させたい4歳の息子には、自分で決めた夜のこだわりの日課があります。入浴後、「①スキンシップ程度の遊びをする②ゲームをする3歯を磨く④絵本を読みながら添い寝をしてもらう」の手順通りに、そして、すべてが行われるまで寝ようとしないのです。こうしたこだわりを徐々に緩和させたいのですが、何か良い方法はないでしょうか。(30代女性)わが子の生活ルーテフィンを安定させることは、睡眠・食・排泄・遊びなどといった日々の活動に合わせて、心身の準備を整えることにつながります。具体的には、それぞれの活動に必要な脳内物質が適切に分泌される要因になります。たとえば、暗くなって絵本の読み聞かせが始まると、心身の寝る準備が整いスムーズに就寝できる。また、明るくなって朝食の匂いがすると、体内で栄養を吸収する準備が整い、食が進むなど、一つひとつの生活が安定することで、順調に発達していきます。また、発達途上の幼少期は、生活変化への対応に多くのエネルギーを使います。相談文にあるように、お子さんが変化に対して不機嫌だったのは、そのためです。可能ならば同じルーティンで就寝し、脳を休めて、翌朝、元気に活動を開始するのがいいでしょう。一方で、もしルーティンを変える場合は、前もってお子さんに理由を話してから練習すると効果的です。変化を受け入れたときは大いに褒めてあげましょう。例として、添い寝の時間を変更したい場合、「明日から、一緒に寝るのは10分に変えようと思うの。それは、○○ちゃんがお兄ちゃんになったから。それだけで寝られると思うよ」と、理由も併せて説明します。また、寂しいときは、ぬいぐるみなどを抱っこして寝る〝代替行動”を教え、練習することもできます。こうした変化は、5歳になったときなど、タイミングよく導入するとうまくいく場合があります。生活リズムが整い、子供の発達が進むと、変化に対応する力が徐々に備わるでしょう。また、お子さんのこだわりの強さが心配であれば、事前説明と練習をより多くして、たくさん褒めてください。最後に、家族で教会へ足を運び、何か一つ神様の御用を定期的にさせてもらうのはいかがでしょう。神様が期待されることを実践し、親子で一歩成人することで、陽気ぐらしに近づくご守護を頂けるのではないでしょうか。回答者堀健一家庭支援プログラムアドバイザー晃栄理布教所長身上・事情などに関する悩みをお寄せください。個人情報は厳守いたします。●宛先=〒632-8686天理郵便局私書箱30号天理時報「人生相談」係●ファクス=0743-62-0290Eメール=jhouℓtenrkyo.or.j座右のおふでさきいかほどにせつない事がありてもなをやがふんばるしよちしていよ(十五号8)中村正道北有馬分教会長相次ぐ身上お手入れに心倒す日々を経て今6年ほど前から、がんや事故といった大きな身上のお手入れを相次いで頂いた。ぼうこうがんは、大腸と膀胱に見せられ、あと数年の命と宣告された。さらにその前には、屋根の修繕中に、はしごから落ちてコンクリートの端に体を打ちつ品け、鎖骨と頭蓋骨を骨折する重傷を負った。いずれも鮮やかにご守護を頂いたものの、これでもかと見せられる身上お手入れに、喜べない日々を過ごした。その間は笑うこともできず、お道のこともおっく億劫になった。人をたすける心がだんだんと弱まって、自分がたすかりたいと願う心のほうが強くなっていた。「いままで何をやってきたのだろう」と自分を責めるばかりで、朝夕のおつとめにも感謝の気持ちがこもらなかったと自省する。一方で、家族や兄弟姉妹はもとより、大教会、また教会につながる信者さん方が、お願いづとめを勤めてくれた。たくさんの方々が私のことを思い、祈りを重ねてくださっていることに、なんと幸せ者かと気づかされた。昨年10月、検診で医師から「がんが消えて「いる」と告げられた。その言葉に、心の底から喜びが湧き起こり、久しぶりに笑顔がこぼれた。これまでも教会長として人のたすかりを願ってきたが、わが身の身上お手入れを通じて、祈りと真実の心を寄せていただく喜びをあらためて知った。コロナ禍のいま、気分が晴れ晴れとすることや、から笑い合えることが少なくなっているように見受けられる。しかし、どんな中にあっても、存命の教祖のお働きがあり、親神様の絶え間ないご守護に浴している。互いにたすけ合う陽気ぐらし世界への実現に向けて、ともどもにつとめさせていただこう。