立教186年 春季大祭 – ひながたを目標にたすけ一条の歩みを
教祖140年祭へ 三年千日門出の時旬
教祖が現身をかくされた明治20年陰暦正月二十六日に由来する、立教186年「春季大祭」は1月26日、中山大亮様祭主のもと、本部神殿で執り行われた。
春季大祭目前の24日から25日にかけて、日本列島の上空にこの冬一番の寒気が流れ込み、各地で記録的な低気温が観測された。大祭当日の明け方、親里でもマイナス2度の厳しい冷え込みとなったが、祭典前には明るい陽光が降り注いだ。
午前11時半の祭典開始を前に、教祖殿で教祖のお給仕を務められた大亮様は、定刻、つとめ人衆らと共に教祖殿、祖霊殿で参拝された後、神殿上段へ。このとき真柱様も、南礼拝場の結界内で一同と共に参拝された。
大亮様は祭文の中で、一れつ人間が陽気ぐらしをするのを見て共に楽しみたいとの思召から、この世、人間をお造りくだされ、約束の年限の到来とともに、教祖をやしろに、この世の表にお現れになり、世界たすけの御教えをお啓きくだされ、永の年月変わることなきご守護のまにまに、神人和楽の陽気世界へとお導き、お連れ通りくださる親神様のご厚恩に御礼申し上げたうえで、「私どもをはじめ教会長、ようぼく一同は、教祖140年祭へ向かう三年千日の門出の時旬に、年祭の元一日に思いを致し、ひながたを目標に教えを実践してたすけ一条の歩みを進め、教祖の親心にお応えさせていただく決心でございます」と奏上された。
続いて、かぐら・てをどりが陽気に勤められた。
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おつとめは午後2時前に勤め終えられ、引き続き、中田善亮・表統領が神殿講話に立った。
中田表統領は、教祖140年祭へ向かう三年千日活動のスタートに当たり、「教祖年祭活動は躍動の旬である」と強調。三年千日は一歩一歩の歩みでありながらも、大きく成人の実を頂戴できる旬であるとして、一手一つに活動するよう呼びかけるとともに、具体的な年祭活動への取り組みや、心の持ちようについて語った。
(神殿講話の詳細は次号2月8日号掲載)
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