“音楽の調べ”順次再開へ – 天理教音楽研究会の演奏会
初夏の親里に響く“音楽の調べ”――。コロナ下で中止を余儀なくされた天理教音楽研究会主催の演奏会が順次、再開された。第53回「弦楽教室演奏会」は5月14日、第46回「雅楽一手一つ」は5月28日、第60回「歌う一手一つ」は6月4日に行われ、それぞれ演奏が披露された。
第53回「弦楽教室演奏会」
「弦楽教室演奏会」は天理市民会館で開催。弦楽教室へ通う小学校1年生から高校3年生までの24人と、修了生1人が出演した。
華やかな衣装をまとい、ステージに立った生徒たちは、モーツァルトやメンデルスゾーンなどクラシックの名曲に挑戦。バイオリンをはじめ、チェロやコントラバスなど、さまざまな弦の音色を情緒豊かに響かせた。






第46回「雅楽一手一つ」
陽気ホールで開かれた「雅楽一手一つ」のステージには、教区や天理高校雅楽部など6団体、計87人が出演した。
演奏会は、愛知教区雅楽部「雅音会」による管絃・盤渉調『千秋楽』で幕開け。この後、各団体が管絃や舞楽を相次いで披露し、雅やかな音色を奏でた。









第60回「歌う一手一つ」
60回の節目を迎えた「歌う一手一つ」。管内学校や各直属・教区の合唱団など18団体、総勢429人の出演者が、会場となった天理市民会館に一手一つのハーモニーを響かせた。
ステージの締めくくりは、出演者と、来年6月に開催が予定されている、おうた演奏会大阪公演に出演する「おうた特別合唱団」のメンバー31人を交えての合同合唱。一同は、おうた12番交声曲『ひながたの道』より第5章「存命の守護」を一手一つに歌い上げた。





