「こどもおぢばがえり」後の育成行事 各地で本格化
2023・9/13を見る
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今夏、4年ぶりに「こどもおぢばがえり」が開催され、国の内外から大勢の子供たちが親里に帰り集った。その後、各地では少年会員を対象とする「こどもおぢばがえり」後の育成行事も本格化している。ここでは、「おとまり会」や「わかぎの集い」を開いた直属・教区団の取り組みを紹介する。
「こども食堂」の手伝いも
少年会淺草団
少年会淺草団(田中一直団長)は8月21、22の両日、東京都足立区の淺草大教会で「少年会淺草団おとまり会」を開催。少年会員23人を含む42人が参加した。
これは、同団につながる少年会員が一堂に会し、親睦を深めるとともに、今年の「こどもおぢばがえり」での体験を振り返る機会とするもの。
初日、大教会の月次祭祭典後に「おとまり会」がスタート。オリエンテーションの後、午後4時から神殿で鳴物練習。夕づとめでのてをどりまなびでは、少年会員が「よろづよ八首」の鳴物を勤めた。
続いて、少年会員たちは大教会敷地内で花火を楽しんだ後、「こどもおぢばがえり」の記録動画を視聴した。
2日目は、昨春から大教会で取り組んでいる「こども食堂」の運営を手伝った。
この日は、常時のこども食堂の活動に加え、「淺草こども横丁」と銘打った屋台を設置。少年会員たちは、射的やヨーヨー釣り、綿菓子など各コーナーのスタッフを務め、地域の子供たちを楽しませた。
田中団長(51歳・緑分教会長・神奈川県愛川町)は「今回初めて『おとまり会』に参加した少年会員も多かった。それぞれがおぢばで培った喜びを心に刻み、来年は友達を誘って、喜びの輪を広げてもらいたい」と語った。
「わかぎの集い」実施
少年会山口教区団
少年会山口教区団(宗綱達哉団長)は8月20日、山口市の教務支庁で「わかぎの集い」を開催した。
これは「少年ひのきしん隊本部練成会」の事後研修会を兼ねて実施されたもの。わかぎ(中学生)世代をはじめ、来年から新たにわかぎとなる小学6年生や育成会員67人が参加した。
午前10時半、教務支庁に参集した少年会員たちは、敷地内の除草ひのきしんを実施。仮設テントを用意するなど熱中症対策が講じられるなか、少年会員たちは玉のような汗をかきながら草引きに励んだ。
午後はクイズ大会を催した後、同教区団が独自に制作した「本部練成会振り返りビデオ」を上映した。
閉会式では、宗綱団長(55歳・竜宮野分教会長・山口市)が講話。同教区団のテーマである「誰かの笑顔のために!」にふれ、今日だけにとどまらず、普段の生活からひのきしんを実行するよう呼びかけた。
(山口・井上代表社友情報提供)
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少年会岡山団
少年会岡山団(山﨑石根団長)は8月22、23の両日、岡山市の大教会で「わかぎの集い」を開催。わかぎ層の少年会員11人が参加した。
コロナ禍の以前は、「こどもおぢばがえり」後に毎年「集い」を実施していた同団。今年は4年ぶりの開催に向けて、4月から本格的に準備を進めてきた。
初日は、神殿でおつとめ練習を行った。その後、大教会敷地内の除草ひのきしんに汗を流した。
2日目の朝は、各部屋やトイレを清掃。朝づとめ後のあいさつでは、長﨑憲治・育成会長(56歳・岡山大教会長)が「かしもの・かりものの教え」について話した。この後、少年会員は大教会の月次祭に参拝した。(岡山大・峰平社友情報提供)