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一軒でも多く教祖のお供を – この旬に一歩成人


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白畠航介さん(27歳・永山分教会教人・名古屋市)

2022年、「布教の家」愛知寮在寮中に出会った50代男性のAさんの自宅に居候しながら、いまも毎日にをいがけに歩いている。

単独布教を志したのは2022年11月、真柱様から「諭達第四号」をご発布いただき、いよいよ教祖140年祭へ向かう三年千日が始まろうとする矢先だった。なんとか寮にいる間に初席者をご守護いただきたいと思った私は、初席者をお与えいただいたうえは、その方のお世話取りのために、卒寮後も名古屋に残って布教を続ける心を定めた。

ほどなくしてAさんと出会い、初席を運んでいただいた。自宅を間借りさせてもらえることになったのは、卒寮を目前に控えたころだった。

にをいがけに出発するのは毎日午前9時。道中すれ違う人に笑顔であいさつしながら、目的地へ移動する。お話を取り次ぐ機会はそうそうないが、「教祖のお供をさせていただこう」との思いを胸に、一軒でも多く訪問できるよう努めている。

年祭当日には、たくさんの人をおぢばにお連れし、教祖の御前でこれまでの歩みを申し上げ、うれし涙を流せるよう、真剣に三年千日を通りきりたい。