天理時報オンライン

ご恩報じの心を定め – この旬に一歩成人


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今中宏明さん(70歳・芦津大教会明勇布教所長・大阪府吹田市)

8年前、教祖130年祭へ向かう三年千日の3年目に「胃がん」が見つかった。早期発見とあって無事にご守護いただき、そのご恩報じとして道専務を心に定め、布教所を開設した。

5年前、今度は妻が「脳腫瘍」に。このときも、半年で退院するという鮮やかなご守護をお見せいただき、あらためて親神様・教祖に御礼申し上げた。

こうして迎えた教祖140年祭への三年千日。重ね重ねのご恩に報いさせていただかねばと思案していたところ、支部が独自に作ったパンフレットを活用して、にをいがけ実動を呼びかけていることを知った。

布教所長を務めてはいるものの、実はにをいがけへの苦手意識があった。そこで「この三年千日は、にをいがけに歩かせてもらおう」と心を定め、今年4月から週1回のパンフレット配りを始めた。

約1時間という限られた時間ではあるが、出会う人たちのたすかりを願いながら、コツコツ歩かせていただいている。

年祭活動を通じて、布教所につながる方を一人でも多くご守護いただけるよう、健康な体をお借りしていることに感謝しながら、にをいがけに励みたい。